強火室担の紅一点は黄侍の妹 Part9

14 ページ14

「えっ？」


政氏「…俺はなかったで」


龍規「ちなみに俺もなかった」


文一「俺もない」


龍規「龍太は？」


龍太「俺……コイツしかない」


文一「おい」


「んふwいや…デレ期やったんや」


文一「ちゃうやん」


「何ぃ」


文一「あの…w別に龍太を選ぶのはええよ。ええけどさぁ…2人して甘いもん食べるから車ん中ヤバかってんけど」


龍太「え…w」


政氏「めちゃくちゃクドかった…」


龍規「めっっちゃ甘い匂いが充満してたで」


「…すいません…wでも、あの時まだ高校生やってん」


文一「いや、関係ないやろ」


「いや聞いて！」


文一「何やねん」


「うちと龍太同い年で文ときーくんも同い年やんか。そしたらさ、佐竹くんとマーシーが年齢離れたコンビになるやん」


政氏「うん」


「やからうちが思うに…きーくんとマーシー文と佐竹くんにすればよかったんやないかなぁ〜…って」


龍規「お嬢それは…アカン」


「アカンの？w」


龍規「アカンよ」


「えー…」


政氏「ホンマ酷い」


「そんなぁ…」


菊岡「何や何や」


政氏「コイツさぁ、よう楽屋でミルクティー飲んでたやんか」


菊岡「おん」


政氏「んで…龍太も飲むやん」


龍太「そうですね」


政氏「そしたらな…楽屋に、ミルクティーのペットボトルがめちゃくちゃ落ちてんの」


「すいません…」


政氏「拾わんねん」


龍太「俺は捨ててましたよ」


政氏「たまに忘れてるで」


龍太「すいません…w」


政氏「でさ、コイツら何か…付き合ってのか付き合ってないのか分からんかったやん」


菊岡「そやなぁ」


龍太「付き合ってないです」


政氏「そやな…w龍太も龍太で可笑しかったやん」


龍太「何がですか？」


政氏「お嬢が飛び乗るやん」


龍太「はい」


政氏「微動だにせんのはどういうこっちゃ」


龍太「慣れてたんすよ」


「ホンマにすごかったなw」


龍規「でも、たまにノールックで叩かれてたやん」


「そう…w鬱陶しいって言われて…w」


龍太「鬱陶しかったもん」


大吾「康ちゃんもたまにね…w」


康二「そやなぁ…でも愛があるから」


「愛ならうちも負けへんからな」


康二「僕も負けませんよ」


「ふっ」


康二「ふふっ…w」


「笑うなや！w」


康二「ははw」


龍太「康二酷いねん」


文一「何？」


龍太「松竹座の時に…w」


康二「何もしてへんで？」


龍太「ちゃうやん！お前さ…wオカンの実名言うたやんw」


康二「あはは…w」

15→←13

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す