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龍規「…居ったけど断った、って」


崇裕「…よかった…」


龍太「けど…問題はアイツやろ」


崇裕「うん…どうなるかやな…」


康二「ですね……」








中間家


ガチャバタンッ


「た、ただいま……」


淳太「…A…」


「お兄…!…何で…」


淳太「俺も呼ばれたから」


「…そっか…」


母「帰って来てたの。早く来なさい」


「あ、うん」




リビング


「…話って…?」


父「…お前にいい人を紹介する」


「えっ…」


母「だって彼氏居ないでしょ?」


「いや居ないっていうか…居たんやけど…」


母「別れたんでしょ?」


「まぁ……」


淳太「…てか俺まで呼ばなくても……」


父「お前にも紹介する」


淳太「は?俺は嫌やって言うたやん」


母「まぁまぁ…Aは彼氏居ないんでしょ?だったら、いい機会やし…付き合ってみいひん?」


「いや…好きな人居るから……」


母「え?でも紹介するし…」


「………」


父「淳太もそやぞ。今居らんやろ?」


淳太「居ないけど……暫く作る気ないから」


父「ならいい機会やん」


淳太「はぁ……」


「なぁ、何でそう……許嫁?と付き合わせたいん?別に…他の人でもええんやろ?」


母「だって将来継いでほしいし…」


淳太「はぁ…俺ら簡単に結婚出来ひんねん」


父「何故」


淳太「社長にも話さなアカンし、メンバーにも言わなアカンから…それに、簡単に社長が許すわけないやん」


「そうやで?結婚する事によって……アンチとかも出てくる訳やし…」


母「…A、私は反対やったんよ?ずっと」


「今更言わんといてや!もう遅いねん!」


母「…A、男社会に行かなくていいの」


「…もう遅いから。…お兄行くよ」


淳太「あ、ちょっ…」


Aは淳太の腕を引いて家を出た


ガチャバタンッ







淳太「…どうする?」


「そやね〜…もう告ろうかなぁ…」


淳太「好きにしたら?…別にええんちゃう?オカンの事なんか気にしたら無理やって」


「そーやんなぁ…お兄は?どうするん」


淳太「どーもしない。だって好きな人居らんし、仕事の方が大変やしな」


「そっかw」


淳太「あ、室に電話せなアカンわ」


「え?」


淳太「さっき話してたから」


「そか」


トゥルルルルルトゥルルルルル


龍規『どーなった?』


淳太「破棄とまで行かんけどさ……無理矢理話断ち切って家出た」


龍規『はぁ?それええの?』


淳太「アカンやろなぁ…」

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みい(プロフ) - ちなみに愛媛県の県庁所在地は松山です! (2018年2月16日 19時) (レス) id: 13e3b7a6a7 (このIDを非表示/違反報告)
室担の黄色ジャス民(プロフ) - ごさん» あ!間違えてました!ありがとうございます! (2018年2月16日 19時) (レス) id: e9fb5bd333 (このIDを非表示/違反報告)
- 松江は島根ですよ! (2018年2月16日 18時) (レス) id: 33d71ceca7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:室担の黄色ジャス民 | 作成日時:2018年2月15日 14時

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