強火室担の紅一点は黄侍の妹 Part5 (ページ28)

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「…あ…」

文一「…すいませんけど…仕事あるんで」

藤坂「…数分で構いません」

龍太「ごめんなさい。…無理っすわ」

「ちょっ…文…龍太…」

龍太「…藤坂さん、いい噂あんま聞かないんですよ」

藤坂「…はい…？」

龍太「…僕の兄、舞台俳優なんですけど……色んな女優食べてるみたいですね。藤坂さんて」

皆「…っ！？」

龍太「…友達も舞台俳優なんでねぇ…情報は確かなんですよ」

藤坂「…嘘を言わんでくれ」

文一「…嘘ちゃいますよ。…僕も聞いてますから。今の舞台の仲間に聞いたんすよ」

藤坂「何なん…キミら」

龍太「…Aの事、話やと偽って…食べようとしてますよね」

「ちょっ…」

龍太「黙っとけ」

「…っ…」

文一「悪いけど、アンタに渡されへんねん」

藤坂「…何の真似や」

龍太「…そうですねぇ…」

藤坂「…何や…」

文一「だって…誰も何も言うてないっすよ？いい噂を聞かない、って言うただけで…」

藤坂「食べてると言うたやろ」

龍太「…解釈の仕方は人それぞれですけど…藤坂さんはイケナイ方に解釈したんですね」

藤坂「…何やキミらは…」

文一「…アンタ、気に入った人を見つければ空き部屋に連れ込んでるらしいやんけ」

藤坂「はぁ…？」

龍太「空き部屋に連れ込んで…何してるん」

藤坂「別に何でもいいやろ」

文一「…疚しい事があるんやろ。そやなぁ…大吾、今江、康二、3人の耳塞げ」

3人「あ、はいっ」

龍太「…女優さんを空き部屋に連れ込んで、レ○プしてるって噂ですよ？…藤坂さん」

3人「…っ！？」

藤坂「な、何なんやっ…」

文一「…どうせ、Aの事もそうしようとしてたやろ？…変態おじさん」

藤坂「目上の人に対してキミのその言葉遣いは何や！」

文一「あー…すいません…つい」

龍太「藤坂さんて…いい噂を聞かない上に、プロデューサーとして終わってるって…w」

藤坂「なっ…！」

龍太「…仕事が出来ないって有名ですよ？w視聴率が取れないプロデューサーって…w」

藤坂「何やっ…」

文一「Aの事、借りたいなら、…もっと仕事をちゃんと出来るようになってからにしろ。…ま、簡単に貸さんけどな」

藤坂「…っ…」

龍太「藤坂さん、いい加減諦めたらどうなんすか？何年前から狙ってるんすか…そこまで行くと気色悪いっすよ」

藤坂「…っ…！」ﾀﾞｯ!!

文一「撃退完了。いぇーい」

龍太「ですね…w」

ﾊﾟﾁﾝｯ