俺らが愛してあげる (ページ14)

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☆ ページ14

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龍太「い、イチャついてなんか…ない…し」

薫太「…はぁ？」

薫太はジリジリと龍太に近づく

龍太「だ、だって…」

薫太「だって？」

龍太「だって…薫太の所行きたかったけど…皆が阻止すんねんもん…」

薫太「ふぅ～ん…龍太はさぁ…自覚ないの？俺のだって事」

龍太「…っ…」

ﾄﾞﾝｯ!!

龍太「ﾋﾞｸｯ!!?」

薫太「小さい子も居るから言わなかったけどさぁ…お前は俺のもん。いい加減自覚してくんない？」

龍太「じ、自覚って…」

薫太「別に他の人とイチャついてもいいけどさぁ…辛くなんのは自分自身やから」

龍太「へ…？」

薫太「…今夜俺ん家。たっぷりお仕置きしてあげるよ。イケナイ子に分からせてあげる」

龍太「い、いやっ…明日…」

薫太「仕事やね？龍太の得意なアクロバット出来ないかもね～？ま、龍太が他の人の所に行かなければいい話なんやけど」

龍太「…っ…」

薫太「…多分頭のいい淳太くんやから、全員楽屋から出してくれたんやろうけど淳太くん達来なかったらもっとお仕置き酷くなってたかもね」

龍太「…俺は…薫太だけやし…」

薫太「口だけで言うてもね？意味ないねん」

龍太「…っ…」

薫太「…こっち向き」

龍太「…何…？」

薫太は龍太に顎クイした

薫太「…薫太様の言うことはちゃんと聞かなアカンで？…いつも強気な龍太くんっ？」

龍太「…っ…///」

薫太「…ふっ…そうやってすぐ照れる」

龍太「…て、照れてないっ…」

薫太「そ？ま、お仕置きは決定事項やから」

龍太「分かってる…し…」

薫太「ならええねんけど。あ、あと、色んな人に愛想振りまいからアカンで」

龍太「へっ…？」

薫太「分かってないならええ。自分で気付くまでとことん俺に嫉妬させればええわ」

龍太「え…何で…」

薫太「自分で気付きや」

龍太「…っ…くん…た…」

薫太「何？」

龍太「悪い事したらなら謝るから…」

薫太「悪い事？」

龍太「その…お兄たちとか…康二たちとか…イチャついて見えたなら…その分薫太に尽くすから…怒らんといて…」

龍太は俯きながら言う

薫太「はぁ…龍太、おいで」

龍太「…ん…」ｷﾞｭｯ

薫太「…悪い事をしたなら今後気を付ければいい話やろ？…たーだ、俺を嫉妬させんな」

龍太「…うんっ」

薫太「…我慢したからご褒美ちょーだい」

龍太「ご褒美……？」

薫太「…龍太からちゅーして？」

龍太「…っ！」

薫太「そしたら機嫌直る」