人間なんか信じひん (ページ30)

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社長「彼たちには伝えてある」

龍太「そうですか…」

社長「本番までに間に合わせるには今日しかないんだよ」

龍太「はあ……」

社長「今からなら…昼くらいに着くよ」

康二「るーたくん」

龍太「…分かりました」

社長「よし、本番までに間に合わせるよ」

大吾「お願いします」

康二「ファイト！」

龍太「ありがと」

ｶﾞﾁｬﾊﾞﾀﾝｯ

真鳥「康二」

康二「るーたくんな、この舞台我慢しながらやってんねん」

末澤「え？」

康二「…アクションが怖いんやて」

末澤「そうやったんや…」

康二「うん」

シェアハウス

裕「…今日行くらしい」

隆平「そっか…」

忠義「治ってるとええな」

隆平「うんっ」

アメリカ

社長「ここだよ」

龍太「ありがとうございます」

社長「いいんだよ」

龍太「あの…」

社長「お金なら心配しなくていい」

龍太「…はい」

社長「頑張るんだよ」

龍太「はい」

～数日後～

手術日

医者「行こう」

看護師「はい」

シェアハウス

康二「あぁー…どうなんかなぁ…」

大吾「そやね」

大西「はぁ…怖いなぁ」

大吾「うん…」

～数日後～

裕「マル！帰って来るって！」

隆平「ホンマ！？」

裕「うん」

～数時間後～

ｶﾞﾁｬﾊﾞﾀﾝｯ

社長「やぁ」

皆「ジャニーさん！」

康二「包帯？」

龍太「康二…？」

社長「まぁ座って」

龍太「…怖い……」

社長「今から取るよ」

龍太「…はい……」

ジャニーさんは包帯を取っていく

社長「どう？」

龍太はキョロキョロする

崇裕「…見えてるん？」

龍太「…濵ちゃん老けたなぁ」

崇裕「おいこら」

龍太「ふはっw」

社長「うん。見えてるようだね」

康二「よがっだぁー！」

ｷﾞｭｰｯ

龍太「いたたたっ…」

社長「成功だね」

龍太「ありがとうございます」

社長「いいんだよ。じゃ」

ｶﾞﾁｬﾊﾞﾀﾝｯ

康二「ホンマに…見えてる…？」

龍太「うん」

隆平「ホンマに…」

龍太「見えてるよ」

隆平「…よかった…」

崇裕「時間かかったな」

龍太「うん。高校生からやから…皆がすごい変わったように見える」

照史「そらそうやんな…w」

龍太「大吾と流星の顔も正直分からんかったしね…」

大吾「そうですよね…w」

康二「よがっだ…」

龍太「いつまで泣いとんねんw」

康二「ｸﾞｽｯ…うぅ…」

龍太「んもう…」

隆平「…よかった…」