人間なんか信じひん

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信五「自信持て」


5人「えぇ…」


裕「真鳥、お前先輩やろ」


真鳥「いや…そうですけど…」


文一「大丈夫や」


丈「心配ですよぉ…」


文一「頑張れ」


丈「そんなぁ…」


文一「ま、大人になったらやな」


康二「…はい……」



〜数分後〜


リビング


隆平「…おはよう」


裕「おはよ。龍太は？」


隆平「あぁ…まだ寝てる」


信五「そか」


隆平「うん」


裕「…大丈夫か？無理してへん？」


隆平「う、うんっ」


忠義「嘘つきは泥棒の始まりやぞー？」


隆平「うっ……」


忠義「何かあった？」


隆平「…どうして…叩かないの…？」


忠義「え？だって叩く理由がないもん」


隆平「けど…」


忠義「いい？大人が誰しも丸ちゃん達の事を叩く訳じゃないんよ？」


隆平「…っ…」


忠義「優しい大人の人やって居る。…ここに居る人たちは丸ちゃんの事助けてくれるからさ？何かあったら言いや」


隆平「…うんっ」


ｶﾞﾁｬﾊﾞﾀﾝｯ…


康二「あ、危ない危ない」


龍太「んぅ…」


大吾「寝ぼけてたね」


康二「うん」



亮「いつ戻るんやろ」


裕「まぁな…」


亮「いつまでも撮りだめ流すのも…」


信五「4人はキツいって…」


忠義「うん」



康二「…龍太くん」


龍太「ん…」


康二「ここ、痛くない？」


龍太「…ん…」


康二「…そっか…」



大吾「どーしたん？」


康二「いや…龍太くんの腕…細いし…傷とか多いから…痛くないんかな…って」


大西「…4歳でこんな傷って…」


裕「普通やったらありえへん」


信五「元からあったのか…施設の奴らか」


隆平「………」


信五「何か知らんか？」


隆平「………」


信五「マル？」


隆平「…龍太…たくさん叩かれた」


皆「っ！」


隆平「僕より…たくさん…」


裕「…おん」


隆平「僕の方が年上やのに…助けれなくて…ずっと泣いてて…」


裕「そかそか…」


隆平「…苦しんでた…」


信五「なるほどな…」


隆平「…だから、これから守るって決めた！この先何があっても！」


裕「まる…」


隆平「…龍太の事傷付けたら僕が許さない」


裕「んな事せーへんよ」


隆平「…うん」


康二「龍太くんて…お兄ちゃんの事好きなんやろな」


大吾「えっ？」


シゲ「何かあったんか？」


康二「まいジャニでさ、一発ギャグをやってん。それぞれ」


シゲ「うん」


康二「室くんが昔やったやつをやってん」


智洋「龍太くんが？」


康二「そう」


崇裕「いや…」

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