信じてほしかった【JW】2 (ページ3)

今日:2 hit、昨日:1 hit、合計:17,433 hit

3 ページ3

.

啓介「あー…黒澤優里愛って聞いた時にさ、少し「ん？」ってなってん。どこかで聞いた事あるなぁ…って。んで…高校の同級生に、黒澤って奴居ったなぁ…と思って」

真鳥「あー…なるほどな」

啓介「うん」

？？『はい』

龍太「…もしもし。黒澤…亜矢斗…やんな」

亜矢斗『そうですけど…』

龍太「…高校の同級生の室龍太」

亜矢斗『室？…急にどないしてん』

龍太「…お前って妹居る？」

亜矢斗『居るけど…啓介の妹と同い年や』

龍太「…優里愛って名前やんな」

亜矢斗『え？そやけど……』

龍太「はぁ……なぁ黒澤」

亜矢斗『何？』

龍太「…啓介の妹、優里愛に虐められてん」

亜矢斗『は？』

龍太「ジャニーズに今年入ってきたんや」

亜矢斗『まさか……最近連絡取ってへんし…俺もテレビ見いひんから知らんかったけど…アイツそんな事……』

龍太「そーや。…○○病院に来てくれへん？啓介の妹が入院してる」

亜矢斗『そんな…病院送りにするまで？』

龍太「大袈裟や。…持病の心臓病で入院してんねんて。…啓介も居る」

亜矢斗『は……アイツ…死んだはずじゃ…』

龍太「植物状態やってんて。…とりあえず…来てくれへんか」

亜矢斗『分かった』ﾌﾟﾂｯ

ｶﾞﾗｶﾞﾗ

啓介「お、どうやった？」

龍太「今から来てくれるって」

「連絡できたんや」

龍太「まぁな……テレビも見いひんし、連絡も取ってへんから何も知らんかった、って」

「そっか…」

啓介「でもまぁ…連絡取れただけ良かった」

龍太「まぁな」

康二「まさかイジメの事も？」

龍太「あぁ」

康二「えー…」

ー数十分後ー

ｶﾞﾗｶﾞﾗ

啓介「あ、亜矢斗」

亜矢斗「啓介！」

啓介「よぉ」

龍太「黒澤」

亜矢斗「あ…どうも……」

皆「どうも……」

「…優里愛の…お兄さん？」

亜矢斗「あ、うん。啓介の妹やね」

「…はい」

亜矢斗「うちの妹がすまなかった…」

啓介「…亜矢斗？何で妹と連絡取ってへんか聞いていい？」

亜矢斗「あぁ…優里愛は……」

啓介「おん」

亜矢斗「…昔から芸能人のヤラカシやって…好きな芸能人が居るとその人のストーカー…みたいな事するようになって…ジャニーズに入った事すら知らんかったし虐めの事も…」

龍太「それは家族にも言わへんやろ。ただの自己満で終わらせてんのか知らんけど」

大吾「まぁ…そうですね」

啓介「それにしてもやろ？虐めっていつからやってん」