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淳太「ABCの丸岡さんて人に聞いた」
龍太「丸岡さん?」
淳太「うん。ディレクターの人なんやけど」
隆平「知ってる人?」
龍太「聞いた事あるような…」
隆平「その人も?」
龍太「苗字だけじゃちょっと分からんけど…何か聞いた事あるんよ…」
崇裕「どんだけ居んねん…」
龍太「引くほど居るで」
崇裕「平気なん?」
龍太「今は別に何とも思ってないけど…」
崇裕「そっか」
龍太「うん」
ピーンポーン
隆平「何か今日来客が…」
ガチャバタンッ
信五「多いな」
裕「うん」
玄関
ガチャバタンッ
隆平「どちら様ですか?」
??「あの…中間さん居てはります?」
隆平「淳太ですか?居てはりますよ」
??「少しお邪魔しても…」
隆平「あ、どうぞ」
??「お邪魔します」
ガチャバタンッ
隆平「淳太ー、お客さんやでー」
淳太「はーい。あ、お久しぶりです」
??「お久しぶりです」
照史「知り合いなん?」
淳太「丸岡さんの知り合いの人で…」
??「東と申します」
隆平「東さん」
東「はい。あの…施設の事で…お話が」
淳太「あー…」
信五「淳太?」
淳太「ごめんなさい。まさかこんな所で…」
東「マズかったですか…?」
淳太「…いい…ですか?」
隆平「うん。気にせんといて?」
淳太「ごめんなさい…」
東「あの施設なんですけど…実は、あの施設に居た全員の子どもが大人たちの…言いなりになってるらしくて…」
皆「え…?」
東「ターゲットが居なくなって…皆に矛先が向いたらしくて…」
龍太「そんな…」
東「今の施設は……ここなんですけど…」
淳太「ありがとうございます」
東「いえ…何かあったら浪速警察に連絡してくれれば僕出ますので」
裕「あ、警察の方なんすね」
東「はい」
信五「ありがとうございます」
東「いえ…失礼します」
淳太「あ、はい」
ガチャバタンッ
隆平「…責任感じてる?」
龍太「いや…懲りてないんやと思って…呆れてる」
隆平「そやな…」
トゥルルルルルルトゥルルルルル
隆平「ん?もしもし?」
??『隆平…』
隆平「久しぶり…やね。快斗」
快斗『近くに…アイツ居るか…?』
隆平「居るけど…かい?どーしてん」
快斗『傍に居れ。アイツらがお前らを狙ってるんや…』
隆平「え?」
快斗『特に…龍太を狙ってる…』
隆平「かい?」
快斗『傍に…居てやれ…お前だけや…』
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室担の黄色ジャス民(プロフ) - いずみさん» ありがとうございます!頑張ります (2018年9月16日 16時) (レス) id: e9fb5bd333 (このIDを非表示/違反報告)
いずみ(プロフ) - このお話大好きです、更新楽しみにしてます (2018年9月16日 14時) (レス) id: 2c06a87e29 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:室担の黄色ジャス民 | 作成日時:2018年8月10日 20時