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王様げぇむ ページ15

ーA目線ー


『3番と15番手を繋いで』









『45番正座して』









『32番は___』









次々と出される命令。









当てられた者が命令をこなす度、場はかなり




盛り上がった。









「姐さん、まだ王様回ってこないのかい?」









そう言い、姐さんの横に腰掛けた。









「A。 嗚呼、この王様げぇむとやらは

したことがないからのう.. 一度は王様とやらに

なって見たいの」









「まぁこの大人数だからね...







さて、既に夕刻だが..いつ終わるだろう」









そう言い、王様ゲームが始まりかなり経つという




のに未だに姐さんの膝で眠る中也の髪を撫でた。









「...変わるかい?」









「いや、遠慮しよう。

何時でも出来ることだからね。」









「...此奴と恋仲とは本当だったんじゃな。

前に此奴にも聞いたが、酔っ払いの戯言だと

思っていた」









口を綻ばせる。









「..はは、酔っ払いの戯言。





彼が僕を口説く時もそんなことを言っていた。




まぁ今頃隠すものじゃない。






勘付いてる者もちらほら居るからね...」









そう言い、中也の頬を撫でる。









彼は「ん..」と小さく言うと、また寝息を立て始めた。








そんな時、

「おぉ!次の王様は私だねぇ?」








と太宰君の声が聞こえた。









..嫌な予感がする。









「それじゃあ___四番と九番!









...そうだねェ、接吻でもしてくれ給え」









「「「 おおおー!! 」」」









一気に盛り上がる場。









...何処か嫌な気を持ちながら、自分の番号を

確認した。









「.....っうわ」









そこにはでかでかと四番と書かれていたのだった。

接吻と殺意→←泥酔い



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ししゃも(プロフ) - 続きめっちゃ気になります!更新待ってます! (2022年8月1日 18時) (レス) @page28 id: 4d9c9f1a17 (このIDを非表示/違反報告)
科学(プロフ) - こちら新しいアカウントです。よろしくお願いします。 (2018年2月28日 21時) (レス) id: 3cbc0a3d50 (このIDを非表示/違反報告)
科学(プロフ) - 詩猫さん» コメントありがとうございます! が、頑張って更新します....!!!!! (2017年12月22日 19時) (レス) id: 94cd103a57 (このIDを非表示/違反報告)
詩猫 - 面白いです!続きが気になってうずうずしてます笑。 (2017年12月22日 19時) (レス) id: a5e208826f (このIDを非表示/違反報告)
科学(プロフ) - るきさん» わわ、ありがとうございます...!!頑張ります! (2017年8月22日 0時) (レス) id: 94cd103a57 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:科学 | 作成日時:2017年3月14日 17時

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