この思い (ページ10)

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廉sied

頭が痛かったのに、朝起きたら、全然痛くなかった。

隣を見たら、ぐっすり寝てる紫耀。

「紫耀～紫耀」

『う…うん？どうした廉。』

「お腹空いた。」

『今、何時よ。』

「多分、朝の9時ぐらい。」

『じゃあ、もう少し。』

「ダメ。俺、帰るから。」

『それは、ダメ。』

あ、機嫌悪くした。

やばいな、これ。

「ん…ん。しょ…う…」

『ん…何？…』

「ん…くる…しい…ん…」

あ、話して来れた。

『廉が、悪い。』

「はぁ、」

『今日、休みなのに。』

「休みの日？あ、」

『そう言う事だから。』

そう言って、また、俺の唇を奪う。

「ん…しょ…う…。」

『ん…何？』

「苦しいから、離して。」

『分かった。』

やっと離して来れた。

これは、だいぶ怒ってるな。

『ごめん。』

「ううん。俺こそごめん。その…病み上がりだから、」

『いや、俺こそごめん。』

「ううん。それじゃあ、下降りよう。」

『うん。』

そう言って紫耀の部屋を出てリビングに行く。

「紫耀、俺お風呂入って来て良い？」

『ダメ。』

「そうだよね。」

『廉、早く。」

「はいはい。待って」

大体休みの日は、決まって抱かれる。

親は居ないし。

何しろ、この行為を、紫耀が辞めてくれない。

最初は、大人のキスをして、それからは、早かった。

色々と…