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side S



T「しょー」


「なんだよ」


T「どうだった?」


「何がだよ」


T「もうわかってるくせに(ニタニタ)」
「廉だよ。れん。」


「廉は“俺にはそんな時間はありません”って」
「なんでそこまでお前は廉にこだわるんだよ。」


T「だって紫耀が気に入った子だよ。」
「気になるじゃん。」


「あっそ」


T「しょー冷たい〜。」


K「海人、迎えに来た〜ぞ」


「早く行けよ。」


T「またね」


「おう」


やっと独りだ。


生徒会室に独りだ。


人の目があると疲れる。


特に海人とかじんとかは探り深いから気おつけて話さないと感ずかれるとめんどくさい。


「廉はいま何してるんだろうか?」


今日は廉に会ってない。


夏休みが近いから生徒会も忙しくなる。


文化祭とか体育祭とかの仮予算を考えたり、仮の出し物を考えたり...


「なんでこんなに忙しいのか...はァ」


コンコン


「はーい」


今度は誰だよ


R「紫耀先輩」



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作者名:sena | 作成日時:2023年6月24日 22時

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