お前がいなきゃ (ページ24)

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side R

“僕は大丈夫”

いま思うと子供の痩せ我慢。

大丈夫って言えば大人はみんな安心した顔をして

【じゃぁ任せた】

そう言って俺から離れた行った。

【あの子なら大丈夫だから】

まただ

小学校入る前に弟が出来て、みんな俺を見なくなった。

【廉はもうお兄ちゃんだから】

うんざりするほど聞いたその言葉

弟がわがまま言えば欲しいものなんて、行きたい場所なんて、買ってもらってたし、行ってた。

中学校にあがる頃には両親も親戚も

俺を見なくなった。

だからなのか両親とは弟とは離れた自由の場所が欲しかった。

両親の承諾なんて簡単だった。

説得も話し合いもなしに決まった。

両親とはそういう物だと思ってた

，

これが俺の普通で、

だからこそ、一瞬でも誰かの人生に記憶されてるならそれで良かったと思っている。

，
なんかRさんの過去が暗くなってしまった。
次はもっと明るめにｶﾞﾝﾊﾞﾘﾏｽ。