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sideS
廉に避けられてると聞いてから俺の中で何かが動いた気がした。
取り敢えず行くあても無いが遊びに誘った。
...と言うか俺が強引に手を取った。
いつもは迎えを頼んでいる執事に「今日は良い」と言って歩いて近くの海水浴場に来た。
R「紫耀先輩ここって？」
「ここは近くの水族館が管理している海水浴場」
この時期は時間帯によっては人がほぼいない状態になる。
今は夕日が海面に沈んで行ってる。
R「綺麗ですね」
「そうだな」
俺は近くに合ったベンチに座った。
R「あの、」
「ぅん？」
R「近くまで行っても良いですか？」
「鞄、預かっておくよ。」
R「そう言って貰えると助かります。」
そう言って海まで走っていった廉。
避けられていたのが嘘みたいに思えた瞬間だった。
▷▶▷▷▶▷
完全に太陽が見えなくなってから、廉が戻ってきた。
「おかえり」
R「すいません、鞄見てもらってたのに」
「大丈夫だよ。」
「それより時間大丈夫？結構着てから経っているけど」
R「はい。今日は大丈夫です。」
「紫耀先輩こそ大丈夫でしたか？」
長い間付き合って貰って
と、言う廉の手を取ってベンチに座らせた。
びっくりしてたけど、隣に座ってくれた。
「俺さ、家に帰るのが嫌でさ、」
なんてオレンジの空が夜の紺色に変わっていく
，
19→←本編とは全く関係ないですが世界線は同じで書こうと思います。
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作者名：sena | 作成日時：2023年6月24日 22時
