七者択一を迫られて…（続 all） (ページ41)

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☆ ページ41

『じゃあ、じゃんけんで勝った人とかにします？…なーんて』

　izw「よっしゃ！ジャンケンするからこっち来て！」

その合図で伊沢さんの周りにみんな集まっていく。

(割と冗談だったのに…)

　all「じゃーんけーん…！」
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『…あのー、そんなに見ないで貰えません？』

　kwkm「ええやん、別に。」

じゃんけんに勝ったのは川上さんだった。みんなが駄々を捏ねている中、ほぼ無理やり私を連れ出した。

(何食べようかな…決めらんない…)

　kwkm「早く決めてよ。」

『も、もうちょっと！』

　kwkm「そうじゃなくて…俺らの中の誰と付き合うのか、早く決めてよ。」

『…え！？』

想定外な事を言われて、固まってしまった。

　kwkm「おぉ〜い？A〜？」

『はいっ！』

　kwmr「ビックリしすぎでしょ笑いや、俺らすごい待ってんだけど、Aがなかなか返事しないからもう焦れったくて襲いたくなるんだけど。」

そう言って、悪巧みしているような顔をみせた。

(…もう襲われてるなんて言えない…)

　kwkm「今日、Aが帰る時になったらもう1回聞くから、その間に決めてね？」

『そんな急に…！』

　kwkm「返事は？」

『…はい。』

私は、言われるがままに返事をしていた。

(ど、どうしよ〜！)
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『ただいま戻りました〜』

　ymmt「おかえり〜！」
　wtnb「おかえり〜！」

オフィスに戻ると、年下コンビが走って出迎えてくれた。

　fkr「おかえりAちゃん、外寒かったでしょ？ほら、こっちおいで。暖かいよ？」

そう言って、大きく両腕を広げた。

(これって、ハグ…てこと？)

『いや、あの〜…』

　sgi「おぉ〜い、Aちゃんちょっとこっち、」

福良さんの誘いを阻止するかのように、話しかけられた。

須貝さんの方を見ると、パソコンを見ながら言っていたのでなにか記事の修正があったのだろう。

『駿貴さんどうしましたか？』

　sgi「いや〜、ここなんだけどさ〜」

『…？どこですか？』

そう言って、パソコンに近づいた時だった。

　sgi「はい、Aちゃん確保〜！」

そう言って、須貝さんが私を引っ張り膝の上に乗せてギュッと抱き締めた。

　sgi「あぁ〜、Aちゃんあったけ〜…」

『あの〜…駿貴さん、離して貰えませんか？』

　sgi「えぇ〜、何でよ？Aちゃんお兄さんのこと嫌いになっちゃった？」

『いや！そうじゃなくて…あの、周りが…』