七者択一を迫られて…（続 all） (ページ40)

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七者択一を迫られて… ページ40

(むぅ…気まずい…)

何が気まづいかって？それは今オフィス…と言うか会社にいる人が私と動画出演メンバー7人しかいないこと。

いや、もうさっきから私が一言話す度にすごい話が広まって全然作業が進まない…

『拓司さん、ここのテロップの漢字なんですけど調べてもあんまり出なくって、これで合ってますか？』

　ymmt「漢字？漢字なら僕が見てあげるから、ほらこっち来て？」

　kwkm「いや、でもその動画やのやつなら俺が言ったやつだよな？俺が見るから、こっち来て。」

　fkr「ん〜？でもその動画の司会って俺だよね？ここは司会者が責任もって確認するから、Aちゃんこっち。」

　kwmr「いやいや、その動画の後に僕気になって調べたから僕の方が知ってるはず。だからAこっち。」

　wtnb「いや、でも俺この前その漢字見た様な気がするなぁ…Aちゃん、ちょっとこっち持ってきて。」

　sgi「いーや！ここはナイスガイなお兄さんに任せるのが1番でしょ！Aちゃんこっち来て〜」

　izw「おいおい、Aちゃんは俺に最初聞きに来たんだから俺に聞くに決まってんだろ。ねぇ？Aちゃん？」

『えぇっと…じゃあみんなで確認しませんか？その方が情報確かですし、』

そう言うと、一斉に駆け寄ってきてみんなでチェックを始める。

(こんなんじゃ作業終わんない…)
－－－－－－－－－－－－－
時刻は12時。何とか仕事に一段落をつけ、少し休憩タイムに入ろうとしていた。

(そろそろお昼時だし、最近はオフィスで何かと済ませてたから久々にランチ外で食べようかなぁ…)

『お昼休憩行ってきま〜す』

　all「どこ行くの！？」

みんな一斉にそう言われたので、びっくりして固まってしまった。

『あ、えっとランチ食べに…』

　kwkm「俺もちょうど今終わったから一緒に食いに行かない？」

　sgi「いや、俺と一緒に食べに行くよね〜？Aちゃん？」

　izw「俺の方がうまい店知ってるし、俺と言った方がいいって。」

　wtnb「いや、俺と前一緒に行ったパスタ屋行かない？あそこまだまだいっぱい種類あったからほかのも食べたいねって言ってたし。」

　kwmr「そういえば僕とランチに行ったこと無かったよね？ねぇ、一緒に行かない？」

　fkr「あ、でもAちゃんこの前駅前に新しく出来た定食屋さん気になってたよね？俺とそこ行かない？」

　ymmt「いや、でも僕と一緒にいつものお店でご飯食べない？何気にあそこのランチ食べたことないよね？」

…どうしよう。全く決まらない…