七者択一を迫られて…（続 all） (ページ37)

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☆（kwmr）ページ37

ymmt「あ、Aちゃん、さっき僕が買ってきたチョコいる？まだ余ってたはず…」

そう言ってバックを漁ると、チョコが入っている箱を取りだし、1粒口にくわえてAの方を見て

　ymmt「ふぁい、ひょほはへる！(はい、チョコあげる！」

と、言い出した。

『いや！結構で…』

(…なんだあれ。僕の方が絶対好きなのに)

考えるよりも先に体が動く。気がつけばAよりも前に出て山本を睨みつけていた。

山本は一瞬苛立った表情を向けてきたが、すぐにチョコを食べて、

　ymmt「冗談ですよ〜！」

とだけ言って作業に戻っていった。

くるりと振り返り、Aに近づく。

　kwmr「ほんとに大丈夫なの？」

そう言ってサラリと髪を撫でる。

(髪サラサラ…甘い香りがする…)

そんなことに浸っていたのもつかの間、

『だ、大丈夫なので！ちょっとコンビニ行ってきます！』

そう言ってオフィス出ていってしまった…

(くそっ…まだ聞きたいこと聞けてないのに…)

僕は、Aのことを追いかけに少し遅れてオフィスを出た…

少し小走りで出口に向かうと、まだギリギリ会社からは出ていなかった。

グイッと右手首を引っ張ると、驚いたのか勢いよくこちらに振り返った。

　kwmr「ちょっと来て、」

そう言って、会社の外に連れだした…
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　kwmr「あ、30分で」

Aを連れて、最寄りのカラオケ店に入る。

　kwmr「ほら、行こうA。」

部屋に着くと、ドカっと椅子に座る。

　kwmr「Aも座ったら？」

『…そうします。』

そう言って、少し離れた位置に腰を下ろした。

　kwmr「なんでそっち座るの？Aの席はここだよ？」

と、太ももをポンポンとたたく。

つまり、上に座れということだ。

『いや、ここの席がいいので…』

(…じゃあ僕がAの隣に行こう…)

無言で立ち上がり、Aの隣に座る。

『あの、拓哉さ…』

　kwmr「Aに聞きたいことが沢山あるんだよなぁ」

『え、何をきk』

　kwmr「全部正直に答えてね、拒否権はないから。あと、嘘ついたり黙ったりしたら…お仕置だから。」

なにか言おうとしたいたのだろうが、先に質問をなげかける。

　kwmr「まず、1つ目。さっき、仮眠室にいた時何してたの？」