七者択一を迫られて…（続 all） (ページ31)

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☆（sgi）ページ31

sgi「…ﾁｯ」

楽しかった時間を邪魔された苛立ちからか、無意識のうちに軽く舌打ちをして、ドアの方に近づいていく。

ガチャりとドアが開くと、そこには案の定、河村が立っていた。

　kwmr「あぁ、須貝さん今起きました？」

　sgi「そー、今オフィス戻ろうとしたとこ。」

さりげなく眠たそうな雰囲気を出しながら質問の返答をこなす。

話を聞けば、どうやら明日の動画撮影気に急遽出演して欲しいからこれから打ち合わせに参加してくれないかとの事。

　kwmr「じゃあ、そういう事なんでちょっとオフィス来て貰えませんか？」

俺は無言で川村とオフィスに戻った…
－－－－－－－－－－
　kwmr「…さっき、Aと何してたんですか？」

　sgi「…え？」

　kwmr「いや、やっぱりなんにもないです。」

まぁ、そりゃ男女がベットのある部屋に二人っきりでいたらなんかあるともうわな？

…実際なんかあったし。

でも、俺は絶対にAちゃんを俺のものにするって決めたんだ。河村には悪いけど他のみんなには悪いけど譲る気なんてサラサラない。

(この略奪戦…絶対に勝ってみせる…どんな手を使ってでもね…)

心の中でそう固く決意して、オフィスへと戻った…