七者択一を迫られて…（続 all） (ページ22)

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☆ ページ22

そっと、ベットに下ろされる。

仮眠室のドアには鍵が無いから、隙をついて逃げようと思ってたんだけど…

　wtnb「…よし、これで逃げられない。」

ドアの方を見ると、伊沢さんが使っていた謎の器具が…

…これ流行ってるの？

でも、前に外しているところを見ていたから、うろ覚えだけど私でも外せるはず、

ゆっくりと航平さんが近づいてくる。

　wtnb「ふぅ…やっとAちゃんと話せるよ…」

何故か楽しそうな顔をしながら話しかけてくる。

少し警戒しつつ、航平さんのことを見つめていると、隣に座ってきた。

　wtnb「ねぇ、ギューってしてよ。」

私はどうすればいいのか分からず、ただただ航平さんを見つめていた。

　wtnb「ねぇってば、やってくれないんだったら俺からするよ？」

そう言って少しきつく抱きしめてくる。耳に息があたって今にも反応してしまいそうだった…

離そうとすると、タートルネックの首の部分を少し下に下げてきた。

『ちょっ…！』

何か言う前に首筋に軽くキスを落とされる。私は少し体をビクつかせてしまった。

　wtnb「ふ〜ん、Aちゃんって首筋弱いんだ…」

そういった時だった。

　wtnb「…何これ？」

そう言って指でなぞられたのは、昨日伊沢さんが着けたキスマークの跡だった。

　wtnb「ねぇ、何これ？誰に付けられたの？いつ？どこで？ねぇ、教えてよ？」

そう言った声は、かすかに震えていた。

『いや、あのこれは無理やりやられたのであって…』

　wtnb「他のやつにやられたのに変わりはないから、はぁ…もういい。我慢なんかしない…」

そういったのと同時にベットに押し倒されて、両手を航平さんの片手で頭の上に固定されてしまった。

『待っ…んんっ！』

抵抗する前にキスをされ、ねっとりと舌を絡められる。

時々、リップ音が部屋に鳴り響き、その音がまた私の体を反応させた。

空いている片方の手が、首筋をなぞってくる。

　wtnb「そうだ、この跡を俺のものにすればいいんだ…」

その直後に、なぞっていたところと近い場所に鈍い痛みを感じた。

　wtnb「…こんなんじゃ、Aちゃんが逃げちゃう…」

そう言ってまた、首筋に鈍い痛みが走る。

　wtnb「ほら、これで俺の跡だけになった…Aちゃんは俺のだよ？」

これはまずいと思い、逃げ出そうとした時だった…