七者択一を迫られて…（続 all） (ページ15)

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☆ ページ15

伊沢さんの方を見ると、優しい笑顔を向けられる。

そっと、頬に手を添えられた。

　izw「ねぇ、Aちゃん？俺ね、最近すっごく頑張ったんだよ？だからさご褒美があってもいいと思わない？」

まっすぐ目を見つめられる。

『…ご褒美とは？』

　izw「俺にキスしてよ、もちろん、Aちゃんからね？」

『キス…？い、嫌ですよ！』

そう言って飛び出そうとしたんだけど…

(な、何だこれ！？)

ドアに鍵をかけられたのは知ってたんだけど、なんかよく分からないものも付けられていて、外せそうにない。

というか、こんな道具見た事ない。

　izw「キスしなかったらここから出さないよ？俺はそれでもいいけどね。ずっとAちゃんと居れるし。」

後ろを振り返ると、やけにニヤニヤしながらこちらを見ていた。

(…もう腹を括るしかないのか。)

伊沢さんの隣に座る。私の心拍数が上がっていくのがわかった。

伊沢さんの方を見ると、もう目を閉じている。

(あぁー、もう！)

そっと頬にキスをした。いや、まぁ場所は指定されてないしいいよね…？

急に恥ずかしさが込み上げてきて、勢いよく席を立つ。

すると、急に後ろから抱きしめられてしまった。

　izw「そんなんで足りるとでも思ってるの？」

ま、また耳元…

だが、もうそろそろ慣れてきた…と思ったんだけど気持ちとは正反対に体は慣れていなかったらしい。

　izw「耳弱いのは知ってるよ？だいぶ前からね。でも、Aちゃんはもう1つ弱いところがあるんだなぁ〜｣

そう言って首筋を舐められた。

『ひゃっ！』

　izw「やっぱり、前髪の毛のゴミとった時に反応したからそうだと思ったんだよね…」

伊沢さんに弱点を2つも知られている&体は抱きしめられて逃げられないと、

…結構やばいのでは？

『拓司さん離してください…』

　izw「ん〜、俺の事満足させられたらいいよ。」

『満足って、何すればいい…んんっ』

強引にキスをされ、ソファに押し倒されてしまった。

　izw「黙って俺の言う事聞いてればいいの、ね？」

両腕は片手で押さえつけられて、もう片方は頭や頬を撫でたり、耳を触ってきたりする。

『ちょ、やめっ、ほんとにっ、』

　izw「Aちゃん感じてるの？可愛い…」

そう言ってまたキスをし始める。

色々な場所を撫でながらされているので、過敏に反応してしまった。