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『とにかくテヒョンさんが来る前に帰る。』







【待てよ、まだ安静にしてないと…】







『ここに来て無駄にしたくないの、私が守ってきた
気持ち。ジョングクわかるでしょ』







【…わかった、俺が送るから。1人で行くなよ】







事務所の扉が開く音がした







「A!!」







『最悪…』







【テヒョン兄さん…】







「倒れたって聞いたけど…大丈夫…?」







テヒョンさんの息は上がっていて、







部屋着で飛び出してきたような感じだった







【もう話せよ】







『黙って』






「…?」







『もう大丈夫です、心配かけてごめんなさい。失礼
します』






目も合わせられなかった。







逃げるように飛び出した。







ああ、







私テヒョンさんのこと好きなんだ。







でも、さようなら。







私は店長に電話して、学業専念のため辞める旨を伝えた。

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作者名:?? | 作成日時:2019年11月24日 0時

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