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「俺がこいつ乗っけてくよ」






【あーだめだよ、彼女ちゃんいるでしょ】






「あー…」






【僕の後ろに乗りたいよね?】






そうやって名乗り出たのはジミンさん。






「お前はだめ」







【兄さん、心配なら僕が乗せて行きますよ。】







「よし、ジョングク頼んだ」







少し離れたお店に私と彼女さんを誰のバイクに







乗せて行くかで少し揉めた。







テヒョンさんの後ろ…







なんて、言えないよね。







『お願いします』






【そんなあからさまに嫌な顔しないでよ】






少し素っ気ないところがテヒョンさんに似てる






私の3つ年上のジョングクさん。






バイクの後ろに乗るなんて初めてで






掴まりどころに迷って何とか肩に手を乗せたけど






不安定で怖かった。

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作者名:?? | 作成日時:2019年11月24日 0時

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