えいとの白くんの日常② (ページ6)

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白くんの反抗期…7 ページ6

〜村上信五〜

みんなと歌いたい。

その言葉が聞けただけで十分やな。

そない泣いたら

地面びちょびちょやないかい。

後で雑巾もろてこなあかんな。

｢…そうか。

みんなと歌いたいか。｣

藤本｢がっきも、したい、

らいぶも、したい、

したいこと、いっぱいある｣

村上｢俺らもしたいな。

将輝、苦しかったな。｣

そう言って顔を見ると

目を大きく見開けて

目に涙を貯めて俺を見てた。

｢知っとるから。

お前が頑張ってたの。

みんな知ってる。

次から、頑張れるんやろ？｣

藤本｢…がんばれる｣

｢よっしゃ。ええ子や。｣

頭をガシガシ撫でたった。

なんや迷惑そうやな。

関係ないけどな。

今日はこれでもう終わりや。

焼肉でも連れて行ったろか

｢将輝、肉食うか？｣

藤本｢…くう。｣

大倉｢えぇー、しんちゃーん、

俺も肉食いたいねんけどー｣

｢たつも行くか？｣

大倉｢当たり前やーん｣

｢まる！お前も行くか？｣

丸山｢ごめんなぁ、

この後まだ仕事やねん…｣

｢そりゃあかんな。

気張ってこいよ。｣

丸山｢ありがちょーん！

ちょーんちょんってかーんじ！！｣

丸ちゃんの一言にみんなで笑って

しんちゃんにおなかいっぱい

無理矢理食べさせられた1日だった。

こうして僕の波乱万丈の

遅めの反抗期がおわったのでした。

ちゃーんちゃん！笑