.君には敵わない. ページ40
あなたside
今日は1人でクイズ番組の収録です。
忍者のことをもっと知ってもらえるように頑張らないとなと思う反面、1人だと少し寂しく感じてしまう今日この頃。
いつも騒がしい21人と一緒にいるからかな笑
そんなことを考えながらテレビ局の廊下を歩いていると見覚えのある人の名前が書かれた楽屋が､､､
末澤side
1人でバライティー番組の収録に大阪から東京に来てる。
1人で東京なんて緊張するなと思っていると扉をノックする音が聞こえた。
なんやろと扉を開けると、向こうには可愛い子がおった。
凪「誠也くん！お久しぶりです！」
末「おん、久しぶりやね」
平然を保って返事をするが、ほんま可愛い子やなと思うばかり。
末「今日は1人なん？」
凪「そうなんですよ、1人でクイズ番組の収録です笑誠也くんも1人ですよね？」
末「そうなんよ」
ゆるくまかれた髪、ふんわりとしたワンピースを纏うAはいつもとは違う雰囲気で、普段は絶対口にはしないけど今日は無意識に声に出てしまった。
末「ほんまかわええなぁ」
そういうと顔を赤らめる君
凪「誠也くんに言われるの嬉しいですね笑」
そんな可愛い顔で言わんといてや
少し気まずい時間が流れ、その空間をなくすために俺は口を開いた。
末「写真撮ってええ？ブログに載せたいねんけど」
凪「いいですよ！お願いします！」
そうパッと笑顔になるA
ほんまにコロコロ表情が変わる子やな
写真を撮ってAが楽屋に戻るとき
凪「誠也くんに会えてよかったです！」
ほんま君には敵わんな
だから、もっと知りたいって思うんやろうな
よし！Aの写真をブログに載せて正門に自慢せな笑
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作者名：祢音 | 作成日時：2023年6月25日 22時
