忍者の愛されお嬢様 (ページ24)

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織山side

凪「でもね、頑張んなきゃいけないんだ。
じゃないと、足引っ張ってばっかりだから。
それに少しすると落ち着いてくるし。」

Aに背負わせすぎてしまっているのではないか。

わかっていたつもりだった。

でも、俺は全然わかっていなかった。

だから、そう話すAに俺は遮るように話した。

織「俺も一緒に練習する」

凪「えっ？」

びっくりしているAの顔をみる。

織「だから！俺もAと一緒に練習する！」

凪「でも、おりが帰る時間遅くなっちゃうよ」

織「それでもいい、Aと練習できるなら。
ていうか、それがいい。Aと練習したい。
それに！Aが体調良くなさそうなときすぐ気がつける！どうかな､､､？」

そう言うとAは笑って頷いた。

それからレッスンのあと予定が合う日は2人で
たくさん練習した。

お互いを知るきっかけにもなったな。
パフォーマンスのことだったり、これからの忍者のことだったり。数えきれないほど2人で話したと思う。

あの日があったから、今Aと一緒に夢を見れている。

偶然なのか必然なのかはわからないけど、これからもAが笑ってくれるなら、輝き続けてくれるなら。

だから俺は、

「凪良Aのためだったら、何でもする。命をかけてもいい人。」

そう答える。

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