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皇輝side
そうやって言うと、Aは話し出した。
凪「最近、忍者としても個人としても沢山お仕事頂けることが多くなってきたじゃん。
今までよりもたくさんの人に忍者を知ってもらえて。ありがたいことに私の名前を知ってる人も多くなってきた。」
最近、忍者はたくさんの番組に出させていただいてる。その中でも、Aは大忙し。Aのお陰で忍者を知ってくれた人もたくさんいる。
凪「応援してくれてる人がたくさんいるのはわかってる。だけどね、私のこと知ってくれる人が増えると、それと同じぐらい私をよく思わない人がいて。
この世界入ってメンタルはそれなりに強くなったし、しょうがないよなって思う部分もあるし､､､
でも、私のせいで忍者に迷惑かけてないかなって。
歌もダンスも勉強もまだまだ認めていただけるところまでいってないから。
そんなこと考えたら何にも手につかなくなっちゃった笑ダメだよねー私」
そんなふうに考えてるAをみて、何も言葉が出てこなかった。
だって、たくさん笑って泣いて、技術を全て自分のものにしようって努力しているのを隣で見てきたから。
Aに置いてかれないように必死に着いていってたから。
凪「ごめんね、こんな話して」
Aが消えちゃうんじゃないかっていうぐらい儚くて。
そう思ったら考えるよりも先に体が動いていて、俺はAのことを抱きしめていた。
川「そんなこと考えないでよ。確かに、Aのことよく思わない人もいると思う。でもね、俺たちにはAが必要なの。」
ファンの人には器用そうに見られてるけど、ほんとは不器用で他の人の倍、努力してるところも。
川「22人で少年忍者だよ、誰1人欠けちゃいけないの。だからさ、1人で抱え込まないで」
凪「…うん、」
川「泣いてるA久しぶりに見たかも笑」
凪「うるさい」
川「はいはい笑」
皇輝に話してよかった、そうやって笑う君の顔を見て、これからも隣でその笑顔を守りたい、隣で一緒に輝いていたい。
そう願う瞬間だった。
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【YouTube】7夜連続大型企画 〜2/7〜→←これからも隣で
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作者名：祢音 | 作成日時：2023年6月25日 22時
