忍者の愛されお嬢様 (ページ11)

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これからも隣でページ11

皇輝side

最近、Aに元気がない。

元気がないっていっても、普通にレッスンだって受けてるしメンバーとも話して笑ってる。

だから、側からみたらいつもと何も変わらなく見えると思う。

現に、他のメンバーも気づいている様子はない。

だけど、やっぱり11年間一緒にいることもあって、俺にはいつもの笑顔じゃない、無理してるってわかってしまった。

レッスンが終わった後、1人で席に座ってレポートを書いているA。

ほら、いつもと違うじゃん。ペン全然進んでないよ。

俺は、紅茶を2つ買って勉強している結理のもとに声をかけた。

川「どう？進んでる？」

そうやって声をかけると

凪「皇輝お疲れーそれがね、今回のレポート結構大変なんだよねー」

すぐ笑顔になる。でもわかるんだよ。だって、11年の付き合いだから。無理してるじゃん、その笑顔。

川「はい、差し入れ」

凪「えー、いいのー？じゃあ、ありがたく頂きまーす」

ちゃんと聞かないと。

川「違うなら全然否定してもらっていいんだけど、A何か悩んでる？」

凪「えっ？」

その顔はあるときの表情だよ。

凪「特にないけど､､､」

川「無理して言え、なんて言わないけどさ俺でよかったら話聞くよ？」

1人で解決しようとしないでよ。

凪「､､､やっぱり皇輝にはバレちゃうかー。結構上手く誤魔化してるつもりだったんだけどな笑」

無理して笑わなくていいよ。

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