見たくない ページ5
真冬side
僕は急いで会場へと向かう
会場につくと
彼「おーい、こっちこっち。」
真「あ、はい！」
彼方さんに呼ばれて中へと入る
中には、沢山の人がいた
とても静かだった
泣く人や黙り込む人がいた
するとステージに1人、アナウンサーらしき人があらわれる
アナ「今から言う人の親族、知り合いのお方はステージへとお上がりください。田畑 亜美さん」
すると家族の人がだんだんとステージへと行く
警察の方が先導し、ステージ裏へと行く
7分ぐらい経ったあと、家族の人が戻ってくる
みんな泣いていた
持ってたものは遺品と思われるものだった
僕達もあんなふうに..と
呼ばれたくないと思った
けど
アナ「水咲Aさん。」
現実は変えられない
Aには家族がいない、というか
離れて暮らしている
だから、仕事の都合で来れないらしい
大好きな娘が亡くなったというのに
彼「行くぞ。」
そう言うと彼方さんはステージへと向かった
僕もその背中を追いかけるようにステージへと向かった
警「お二人は水咲さんとどういうご関係で？」
彼「友達です。」
警「ご家族のお方は？」
彼「仕事の都合で来れないそうです
。」
警「分かりました、ついてきてください。」
警察の人の後へついて行く
ステージ裏は
廊下がとても長く、
その両端には
色んな亡くなった方の名前が書かれていた
警「こちらです。」
着いた部屋は
"水咲A様"と書かれていた
警察の方はなるべく早めにお願いします、
ご愁傷さまでございます、と小声で言った
ドアを彼方さんがゆっくりと開けると
Aと思われる遺 体と
遺品があった
顔にかぶさっている布をゆっくりと僕がとる
青白いAだった
真「うわぁぁあ！」
声を出して泣く
彼方さんも悲しそうな顔をして涙を流す
遺品には
僕が昔上げたネックレス
Aのスマホ、ノートがあった
これしか見つけられなかったのだろう
―――――――
―――――
―――
昔Aとお出かけをしたんだ
その時の心の中はワクワクでデートみたいで
嬉しかった
Aがネックレスを見つけてお揃いにしよって言った
その時僕が買ったんだ
Aは嬉しそうに一生大切にするねっと言ってくれた
―
――――
―――――――
今、僕の右腕の手首には色違いがある
また僕は声を出して大声で泣いた
大人気ないけど、涙が止まらないから
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雛紗(プロフ) - コメント失礼しますっ！とても切ないお話ですね…。続きがすごく気になりますっ！更新頑張ってくださいっ！応援してまーす(*'ω'*) (2018年6月28日 17時) (
レス) id: db311f7197 (このIDを非表示/違反報告)
らが(プロフ) - 舞美夜さん» 返信がだいぶ遅れてすみません、ありがとうございます！ (2018年6月23日 10時) (レス) id: 3b6bc58a6b (このIDを非表示/違反報告)
舞美夜(プロフ) - お気に入り失礼します!!!更新楽しみにしてます！ (2018年5月28日 0時) (レス) id: 5c5ebbf4f3 (このIDを非表示/違反報告)
らが(プロフ) - けろみつさん» ありがとうございます！更新してなくてすみません(´･ω･`) (2018年3月28日 22時) (レス) id: 3b6bc58a6b (このIDを非表示/違反報告)
けろみつ(プロフ) - はじめまして！はやくLIVEの話が読みたいです！！お気に入り失礼します！ (2018年3月28日 9時) (レス) id: 818cbf5dd5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：らが | 作成日時：2018年2月24日 12時
