# 18 ページ18
山「お邪魔しまーす。」
有「どうぞ。
その辺座ってて。」
いやー、昨日たまたま掃除しておいて
よかった。
まさか、山田が家に来るなんて。
なぜか変に緊張しながら、
ちょっとした飲み物を入れにキッチンへ。
有「ふぅ…。」
ちらりと山田を盗み見ると、
きょろきょろしながら、
ちょこんとソファに座ってる。
うわ、どうしよ、山田が俺ん家にいる。
いつもの部屋のはずなのに、
なんだか明るくなった感じがする。
恐るべし、山田パワー。
そんな変なことを考えていると、
山「大ちゃん。」
いつの間にか山田がキッチンにいた。
有「どした？」
山「夜ご飯、どうする？」
有「あ。」
何にも考えてなかった。
有「どっか、食べに行く？」
山「それでもいいけど…俺、作ろうか？」
え！
マジで!?
有「い、いいの？」
山「うん。
俺、料理好きなんだよねー。」
にっこり笑った山田は、
冷蔵庫見ていい？と俺に尋ね、
俺が答える前に冷蔵庫の扉を開けた。
俺はただ呆然と山田を見ているだけ。
…こんな、夢のようなことがあっていいのか。
今日１日で、デートして、告白して、
付き合って、山田の手料理を食べられる、
なんて。
俺…幸せすぎる！
山「これだけあれば、作れるかな。」
有「家連れてきたのに、料理作らせて、
ごめんね。」
山「んーん、俺が作りたいって言ったんだし。
大ちゃんの口に合うかどうか、
わかんないけど。」
有「大丈夫、絶対合う。」
山「ふふ、なにそれ。」
楽しそうに笑う山田を見て、俺も笑う。
有「とりあえず、これ飲もう！」
山「うん！」
山田が夕飯を作り始めるまで、俺のいれた
ミルクティーを2人で飲みながら、
どこかふわふわとした会話をした。
砂糖少なめのはずのミルクティーは、
なぜかいつもより甘かった。
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山田愛コック - とても感動して涙が止まりませんでした。ベッドの上でのお別れのシーンから大ちゃんが山ちゃんのことを思い出すシーンまでが一番グッときました。続編をお願いします。 (2018年11月5日 6時) (
レス) id: 7380cab789 (このIDを非表示/違反報告)
山田ラスカル - 涙枯れるんじゃないかってくらい、 号泣しました。( T_T) このお話の続きが気になります。できれば、 続編を作ってください。よろしくお願いします。 これからも頑張ってください (2018年4月2日 9時) (レス) id: 8a540d8e21 (このIDを非表示/違反報告)
イチゴパラダイス - はじめまして！昨年の春からのファンです。占ツクでの活動は続けられていますか？続けられていることと続編があることを願っています。頑張ってください！ (2018年1月3日 12時) (レス) id: 0653366646 (このIDを非表示/違反報告)
Ryomomo0509(プロフ) - 一旦お別れの所から号泣でした…。もしよければ続編をみてみたいです！ (2017年11月24日 23時) (レス) id: 7d43368218 (このIDを非表示/違反報告)
orange(プロフ) - めっちゃ泣きました…… 山田くんの事思い出してくれてよかったああ泣 これからも頑張ってください！！！！ (2017年8月14日 11時) (レス) id: 7616a7344d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りょんな | 作成日時：2017年3月31日 20時
