気が付いたら赤井さんの娘だったってどういう意味！？

私は世界一の幸せモノになったのさ(( ページ35

・


『ねー、孝太郎。私の過去を聞いてどう思った？気が引いた？』

「いーや、逆に興味を持ったよ。小話程度に聞いていたい」


孝太郎は過去の話を聞いて嫌われたのかと思った。
だけど、逆に彼は興味を持ってくれた。


彼となら上手くやっていけそうな気がする。


「A、話してくれてありがとう。」

「えぇ、ちょっと驚いたけど…。でも、貴女はいつまで経っても私達の愛娘は変わらないからね？」


『お母さん……、お父さん……信じてくれてありがと』(ﾆｺﾘ



ｷﾞｭｳ


すると、お父さんとお母さんは私を優しく抱き締めてくれた。
何だか嬉しくて涙が溢れてきた。

「A、辛い時は頼ってもいいからな。」

『何よ、孝太郎の癖に…良い事言うじゃない…。
だけど、そうするよ………ｸﾞｽｯ』


「何だよ、俺の癖に良い事言うって……(笑)」



『孝太郎、好きだよ。私って世界一幸せモノだよ』

「じゃあ、俺も世界一幸せだな」

「ﾌﾌ､私もね」

「勿論…俺もだよ」



『私達は幸せモノばかりだね(笑)』



なんかシリアス的な方向へ向かってる様な気がするが気にしないでおく。




「「A」」



突然、お父さんとお母さんが私の名前を呼んだ。



『ん？なーに？』



　


・






・



「「私／俺達の娘になってくれてありがとう」」





『…！私も！お父さんとお母さんの娘になれてとっても嬉しい！！』



　



だって、私推しのカップルの娘になれたんだもん。
嬉しくして仕方がない。





こうして私は過去の話を打ち明け、幸せに暮らしています。




＿＿＿＿＿
Fin.

後書き→←遂に両親（+α）に過去を告げたZE☆

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