気が付いたら赤井さんの娘だったってどういう意味！？

死神君がいなくても米花町は相変わらず物騒！ ページ25

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夏休みが明けて数日、私達少年探偵団は見回りをしていた。

え、何で見回りしてるかって？知らないよ。自称団長である元太君が提案してきたんだから。

その事に光彦くんや歩美ちゃんも賛成して私はただ連れ回されるだけ

「…………何か、腹痛くなったぞ……」

『………トイレいっといれ。』←←

「直ぐそこのコンビニに貸して貰おう！」

3人ともコンビニまでダッシュ。
私はその後をゆっくりと追った。

『あ、お小遣いでお菓子買おうかな…』

元太君をトイレまで連れて行ってくれた二人も中で合流し出て来るまで物色していた。

だけど、今日は運が悪いのかな、コンビニ強盗が現れちゃったよ。。

あー、もう。死神君がいないのに何で此処は物騒なんだよ！！もう、やだ……。

「金を出せ」と店員に叫ぶ
店員は言う通りに従うしか無かった。


「皆で強盗を追っ払いましょう！」(ｺｿｯ

『……！ばかじゃないの！？相手はナイフを持ってるんだよ？！力の無い小学生相手じゃ負けるに決まってるよ！！』(ｺｿｯ

「歩美たちは出来るよ！きっと！神様だって私達に手を貸してくれるよ！」(ｺｿｯ

はぁ、何て脳天気なの………。
皆の頭の中では強盗を退治した少年探偵団！とかで新聞やテレビに放送されるんじゃないかと想像してると思う。いや、絶対してる。

『……………………はぁ、仕方無いな…。じゃあ、作戦会議だよ。出入り口を塞いでそこにある傘を武器にする。その傘は商品だから壊さないようにして欲しいんだけどまぁ、私達にはそれは出来ないし、弁償しか思い付かないから弁償すると考えて…、私が相手をするからその隙に背後に回って。私の合図で相手に飛び込んで。
此処までは大丈夫？』

「はい！／うん！」

　
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『ねぇ、おじさん。』

「なんだ、テメェ。怪我したくなかったらそこ(入口)から退くんだ。」

『いーの？監視カメラにバッチリ映ってるし、私の携帯で声を録音してる。
私の知り合いに警察の人がいるんだ、その人にメール送っといた。【強盗が来てるから助けて】とね。』

私が強盗と話してる隙に未だにトイレにひきこもってる元太君を除いての二人が強盗の背後に周り込んだ。

「早く退かねぇと痛い目にあうぞ？それでもいいのか？」

『おじさんも、早く降伏しないと警察に捕まっちゃうよ。』

「だから、俺は早く遠くまで逃げるんだよ。」

『……じゃあ、私は脱走するのを阻止するだけ』

傘を構えて強盗に向ける。



次回に続きます！

強盗撃退！子供相手に負けるなんて強盗も呆気ないね。→←お祖母ちゃんって呼びたくない。お姉さんってよりかは姐さんって呼びたい((

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