気が付いたら赤井さんの娘だったってどういう意味！？

お父さんの金銭感覚は少しばかりおかしいようです。 ページ23

・

『楽しみだなぁー！』

「そーだね！」

従業員から大人と一緒に乗ってくださいと指示されたので私はお父さんと歩美ちゃんはお母さんと。

『結構、高いね』

「振り落とされるなよ」

『大丈夫だよ、上下にしか揺れないんでしょ？』

「ｸｸｯそれはどうかな」

『そう言うと不安になる！』

全く、お父さんは不安にさせるのがうますぎる。


「Aちゃーん！見て見て！白いお馬さんだよー！」

歩美ちゃんが乗っていた馬は白馬だった。
因みに私は焦茶の馬。

従業員の合図で動き始めたメリーゴーランドはとても楽しかった。
周りを見ればナルシストの人だろう、カッコつけて乗ってる人がいて気味が悪かった←←

・

「コーヒーカップが空いてるよ！！」

『お父さん！お母さん！今の内に行こ！』

「こらこら、そんなに急がなくても良いのよ。コーヒーカップは逃げないんだから」

『でも、時間は逃げるよ？』

「ﾌﾌ、それはそうね」

コーヒーカップに無事に乗り、酔わない程度に回す。
ちょっとテンション高めだったので酔ってしまった←←

「A、回し過ぎだ」

『ごめんなさい、楽しすぎて回しすぎちゃった(汗)』

ごめんごめん、と謝るが本当に謝ってるかと言えばゼロに近い((

「……沢山はしゃいだらお腹空いちゃった…」

「そう言えば、そろそろ昼時だな」

『お腹空いたぁ…』

「彼処にあるレストランで済まそうか」

・


・

『お腹一杯……ｩｪ…』


「そんなに食べるからだろ?」

『だって、こんなに美味しい物を目の前にすると食べたくなる衝動にかけられるんだもん。』

「……ﾊｧ、残りは俺が食べるからトイレで出せるもん出してこい」

『お母さん、一緒に来てぇ…』(泣)

何か気持ち悪い事になると直ぐに親に頼るのは昔からのお約束だ。

「あんなに食べるからよ……。」

『だってぇ……(泣)』

出せるものは出して戻り、アトラクションは少し控える事にした私達はパレードを見たりお土産を物色する事にした。

『お父さんｯ！お祖母ちゃんにはこれがいい！！』

私の手には盛り沢山のチョコが入っている箱

「そうか、他に買うものはあるか探してこい」

『はーい！』

もう、お父さん太っ腹！！
お金の制限なんてないし量も制限しない！お父さんサイコー！((

「………Aちゃん、歩美の分もいーの？」

『ん？お父さんもいーよって言ってたから大丈夫だよ！お父さんのお仕事はお金沢山貰えるから！』←←

沢山お土産買って家に帰りましたとさ。

お祖母ちゃんって呼びたくない。お姉さんってよりかは姐さんって呼びたい((→←小1とか背が小さいと乗れるアトラクションが限られてるよね……。早く大きくなりたい……((

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す