2話 ページ4
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ﾄﾝﾄﾝ…
『……グレイグ様…Aですが……』
「Aか………入ってくれ。」
返事を貰ってから部屋の中に入る。
久し振りにグレイグの私服姿を見た。
『急にごめんなさい……話がしたくなって……』
「嗚呼、俺もお前と話したくなった。呼んだのは此方の方だ。後、アレだ……2人で話す時は……なるべく敬語は外してくれ……。堅苦しいのはゴメンだ」
『……そう、……最近はどう？』
「最近か……、ユグノア王国に子供が授かったらしい。それも、勇者だ」
『……！勇者……！勇者が生まれてきたって事は邪神が出てくるとか……そんな者が現れたりしたのかな……』
普通に考えてみれば答えはそれしか出てこなかった。
勇者の素質がある者が何の目的も無いのに生まれる筈が無い。
「……そうかもな……。もし、邪神が出て来たとしても俺がデルカダールを護る」
『ﾌﾌ、正義感が強いのね………その気持ちは昔から変わってないね』
「そうか……？Aも変わってないのがあるではないか…」
『……何かあったっけ？』
「忘れてるのか？雷が苦手じゃなかったか？大人になってもまだ苦手とかあり得ないぞ」
『ああーー！！そんなどうでもいい事覚えて無くても良いのにー！！それだけは覚えてるの？！いい加減ホメロスみたいに知を頭に入れてみれば？！』
「…なんだと？なら、お前も少しは力を入れろ。自分の身を守れないと姫君も護れないぞ」
『ーーーッッ！グレイグなんか筋肉だるま！！』
「………騒々しいと思ったらまたお前らかよ……。いい加減仲良くすればいいではないか。」
「ｸｯ……ホメロス……お前みたいに人と簡単に仲良く出来ないのが俺なんだよ……。」
『うっ、煩いよ！私はグレイグより友達は出来たんだから！』
「……犬か猫だろう？」
『ｳｯ……』(ｸﾞｻｯ
『「もう、ホメロスには敵わない……」』
「もっとホメロスみたいに知恵を入れんとな…」
『グレイグがやったとしても三日坊主か、寝落ちしか予想出来ないのは何故かな……？』
「お前も同じようなものじゃないか」
『ねぇ！ホメロスはどっちの味方？！』
「味方と言われてもな……」
「騒々しいぞ、何が起きてるんだ」
「「『デルカダール王………！スミマセン……』」」
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nebula - あの、ずっと気になってたんですけデルカダールですよ？ (2017年12月2日 11時) (
レス) id: 208db03ca9 (このIDを非表示/違反報告)
Rye?Bourbon(プロフ) - 7yosjB9mmDIoZsXさん» ヤバイですよね！グレイグの格好良さは！更新は掛け持ちの作品を作りながらやってますので更新は遅目だと思いますが頑張ります！！ (2017年8月23日 21時) (レス) id: ea9d5904da (このIDを非表示/違反報告)
7yosjB9mmDIoZsX(プロフ) - 私もグレイグ好きです！あのギャップがなんとも…頑張って下さい！ (2017年8月23日 21時) (レス) id: 40b2f40261 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Rye？Bourbon | 作成日時：2017年8月23日 18時
