18話 ページ21
・
『帰ってください!!!貴方の声聞きたくないし顔も見たくありません!!』
「…………そうか、なら貴様はずっと其処にいろ!!!」
聞いたこともない口調で私に怒鳴って出て行った。
これで、
これで、良いんだ。
彼の頭から私なんか
私との記憶は忘れる筈。
私は彼との記憶を流すように涙を零した。
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
彼と大きな喧嘩をして、数ヶ月。
予期でぬ事が起きた。
私は大きな揺れで目を覚した。
『あ、あの………………一体何が………』
シーーーーン……
寄りによって誰もいない。
『(まさか………この大きな揺れ…あの夢で見た事が起きたというの……?)』
___________命の大樹が落ちた。
それしか、思いつかなかった。
牢屋からも出られない。
まさに、地獄だ。
何故か、魔物の気配がする。
此処、デルカダールは魔物の巣窟になってしまった。
嗚呼、終わりだ_________。
すると、何匹の魔物が段々と棲みついてきた。
数匹の魔物は私に気づき牢の鉄格子を壊し、近付いてきた。
『イヤッ………、こ、来ないで………!』
そんな言葉は通じる事はなく魔物は襲い掛かってきた。
「おい………やめろ。ソイツはヤツを誘き出すための餌に過ぎん」
『………………え、』
ドサッ
催眠魔法【ラリホーマ】をかけられ私は相手の顔を見れずに眠りに落ちてしまった。
・
・
・
・
・
・
気付いた時は手首を縄で締められ、玉座の間に横になっていた。
「………………おや、気づいてしまったか。」
『…………!!』
目を疑った。
私にラリホーマをかけ、拘束している彼の顔は見知った顔であったから。
『________ホメロス、何、で……___ッ』
38人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
nebula - あの、ずっと気になってたんですけデルカダールですよ? (2017年12月2日 11時) (レス) id: 208db03ca9 (このIDを非表示/違反報告)
Rye?Bourbon(プロフ) - 7yosjB9mmDIoZsXさん» ヤバイですよね!グレイグの格好良さは!更新は掛け持ちの作品を作りながらやってますので更新は遅目だと思いますが頑張ります!! (2017年8月23日 21時) (レス) id: ea9d5904da (このIDを非表示/違反報告)
7yosjB9mmDIoZsX(プロフ) - 私もグレイグ好きです!あのギャップがなんとも…頑張って下さい! (2017年8月23日 21時) (レス) id: 40b2f40261 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:Rye?Bourbon | 作成日時:2017年8月23日 18時