14話 ページ17
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『え………、私、にですか？……そもそも、何故、私の名を……？』
「早く来ないか。話が進まない」
『は、はいっ！』
私はその人に言われた通りはしごを登った。
屋根の上には釣りをしている、……魚の姿をした生物だった
『………………』
「…ｳﾑ､この姿が気にいらんと言うのか…」
すると、その魚(？)は拳にした手で頭を叩く。
そして、老人や、魔物、子供の姿に変えながら最後には女性の姿になった。
『あ、あの………貴女は……？』
「……名前は無いが…預言者とでも言っておこう」
『………預言者？未来の事がわかる人の事ですか？』
「まぁ、そうなるのう」
『………未来が分かるなら……何か教えてくれませんか？』
「そうだな……。お前さんにとって大きな出来事を教えてくれよう
『………それは、なんですか？』
「数日後、大きくなった勇者とデルカダールで再会するぞ、とだけ言っておこう」
『！！イレブン様と……？でも、私は今牢獄に………。
？！ま、まさか………！！』
「分かったのか…。そうだ、勇者であるイレブンも牢獄に入れられる」
『………やはり、王は何者かに……？』
「…………そうなるな」
「………だが、安心しろ。イレブンは脱獄する。ある男と一緒にな…」
『脱獄……。ある男性と……？』
「男性というより、青年が正しいだろうか」
『………そうですか、なら、安心ですね』
「何だ、嬉しそうではないか…」
『……脱獄したという事はまだ希望は見えているんですよ』
「………お前さんはしないのか？脱獄」
『いえ、私は残ります。まだ、やり残してる事がありますので…』
「そうか………。おっと、時間だな。
楽しかったぞ。お前さんと話せて……。お前さんはこれからも苦しみや悲しみを味わう事になるが前を向いて立ち向かうんだぞ」
預言者の声が段々と遠のいていき辺りは真っ白に包まれた。
気が付いたら見覚えのある牢獄だった。
『預言者が言ってた事が本当ならば勇者は此処に来る筈。』
此処は危険だと……デルカダール王に取り憑いている何者かを倒してほしいと伝えなければ……。
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nebula - あの、ずっと気になってたんですけデルカダールですよ？ (2017年12月2日 11時) (
レス) id: 208db03ca9 (このIDを非表示/違反報告)
Rye?Bourbon(プロフ) - 7yosjB9mmDIoZsXさん» ヤバイですよね！グレイグの格好良さは！更新は掛け持ちの作品を作りながらやってますので更新は遅目だと思いますが頑張ります！！ (2017年8月23日 21時) (レス) id: ea9d5904da (このIDを非表示/違反報告)
7yosjB9mmDIoZsX(プロフ) - 私もグレイグ好きです！あのギャップがなんとも…頑張って下さい！ (2017年8月23日 21時) (レス) id: 40b2f40261 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Rye？Bourbon | 作成日時：2017年8月23日 18時
