FBIの彼との日常

42話　これからの家 ページ42

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ｼｭｳｲﾁ「……組織も壊滅したし、自宅に戻るが……Aはどうする？」

組織も壊滅したし、新一君も久し振りに帰ってくる筈。
新しく家を探すしか無いよね……。

少し考えていると秀一さんが提案してきた


ｼｭｳｲﾁ「………もし、良かったなら、俺の家に住まないか？」



『え？』


ｼｭｳｲﾁ「仕事関係で外に出る事が多い……。家に人がいた方が安心だと思ったんだが、勿論、日本にいる間だけだが……」


『……でも、一緒にいて良いんですか？……迷惑掛けると思いますけど……』


ｼｭｳｲﾁ「今まで一緒に暮らしてたんだし慣れている」


キッパリと言われ、少し傷ついた……。



『……それじゃあ、取り敢えずは秀一さんの自宅にお世話になります。其処から新しい家を探すという事で良いですか？』


その条件で了承してくれた。

一緒に住んでたとは言え、姿は別人。
性格も変わってる筈……、





恋人同士とは言え、恥ずかしい。
それに、蘭ちゃん達に公表してないし、親にも許可……は、当然の如く取れそうだけど言ってないし…、




『はぁぁ……』



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荷物をまとめ、家中を綺麗にする。
今までお世話になった工藤邸。

そんなに使ってない部屋も片隅から綺麗にする。
ふと、隣の部屋を掃除してる秀一さんを見ると、

真面目にやっていた。

流石だなぁ……、手際もいいし……。



・


掃除が終わった頃に玄関の扉が開いた。
家主の新一君が帰ってきたのかな…、

私は荷造りをしている手を休め玄関へと向かった。


そこには、新一君と彼を囲むようにいる蘭ちゃん達。

ﾗﾝ「……あ、Aさん。もしかして、此処から出て行くんですか？」


『……えぇ、新一君も帰ってきたしもうこれ以上迷惑掛けられないし……』




ﾏｽﾐ「……Aさんはこれから何処に住むつもりなんだい？」


ｼｭｳｲﾁ「……俺の家だ。まぁ…日本にいる間の一時的にだが……」

ﾏｽﾐ「秀兄の家に？」




『取りあえずは……そこから新しく家探して行くつもり…』



ﾗﾝ「…でも、そう簡単に会えないから寂しいです…」(ｼｭﾝ




め、







女神が此処にいるよ！！！



ｼｭｳｲﾁ「落ち着け。」





ｿﾉｺ「……………今は荷造りしてる途中ですか？」


『…えぇ、今日中には出て行こうと………』


ｿﾉｺ「えーー、Aさんとまだ一緒にいたかったー」


ｼﾝｲﾁ「……お前だったら居場所突き止めて突撃訪問しそうだけど…」

ｿﾉｺ「そのつもりよ」

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