31話 記憶喪失 ページ31
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昴side
私達はパーティーを満喫していた。
前は仕事のせいかこんなにのんびりした時間は久し振りだ。
折角なので仕事の事なんて忘れて楽しく過ごすとした。
だが___、
そんな事は許される事は無かった。
『いやぁぁぁぁぁぁぁぁ!!』
トイレに行っているAの叫び声が聞こえた。
ボウヤも何事かと思い、女子トイレに駆け込んだ。
___そこには……
スバル「………っ!?」
血まみれの佐藤刑事と奥で倒れている彼女の姿があった。
スバル「Aさん?!大丈夫ですか!?」
コナン「早く救急車!!佐藤刑事が重症すぎる!!」
近くにいた蘭さんに指示をした。
Aは案の定気を失ってるだけだったので良かった。
昴side終
___________
_____
私の前に現れた昴さん……、
何だか、怒ってるようだった。
後ろを向いて足を進めていった。
私も後を追いかけようと思ったがそう簡単にいかなかった。
足が動けなかった……。
彼は段々と私から離れていった。
_____イカナイデ……
手を伸ばしてみても届かない手……。
ただ、空気を切る感じしか無かった。
そして、彼は振り向き確かにこう言った。
“サヨナラ、だ。”
頭に響くほど大きく聞こえた。
『…や、だ……。いかないで………。貴方のこと忘れ、ちゃう……』
彼と同じ様に
コナン達も私から距離を置くように遠のいていく。
そこで、意識が無くなったようにプツリと消えた。
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____
『………ん……』
目を覚めたら見知らぬ天井。
そして、独特の薬の匂い。
……前にこんな事あったような………。
そんな感じもしたけど記憶にない………。
「目が覚めたよ!!」
すると、目の前には眼鏡をかけた男の子……。
「……大丈夫ですか?Aさん?」
それと、また眼鏡をかけた好青年。
A………?
それって、誰の事…………?
もしかして、私の、事………?
『………貴方達は、誰……?Aって、もしかして、私の事……なのかな?』
「え、覚えてないの……?」
驚いた、そして悲しそうな表情を見せた男の子。
『…………、ごめん、ね?何も…覚えてないの……』
「……………すまない。」
好青年は私に対して謝った。
この人と喧嘩したのかな?
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月詠アリス(プロフ) - 赤井さんはイギリスと日本のハーフですよ。 (2017年5月21日 20時) (レス) id: 53c8a6502e (このIDを非表示/違反報告)
Rye?Bourbon(プロフ) - りんさん» コメントありがとうございます。続きを楽しみに待ってる人がいる事は嬉しい限りです!そもそも、上手く出来るか不安でしたけど楽しみにしてる人がいて有り難いです。これからも完結に向けて頑張ります♪ (2017年5月16日 16時) (レス) id: ea9d5904da (このIDを非表示/違反報告)
りん - 続きが楽しみにしてます頑張ってください (2017年5月16日 15時) (レス) id: aa9084d7b6 (このIDを非表示/違反報告)
Rye?Bourbon(プロフ) - Rayさん» ご指摘ありがとうございます。私って恋愛物とかそういう表現がイマイチ苦手でキスとかどうとか何の意味も知らないで書き込んでるんで、指摘されると嬉しいです。またこれからも何かあったらコメントの程宜しくです! (2017年5月11日 22時) (レス) id: ea9d5904da (このIDを非表示/違反報告)
Ray(プロフ) - コメント失礼します。フレンチ・キスはディープキスのことを指すのでライトキスと表現を変えた方が良いかと思われます!偉そうにすみませんm(._.)m更新頑張って下さい。応援しています。 (2017年5月11日 21時) (レス) id: 06af8140b6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Rye?Bourbon | 作成日時:2017年4月9日 8時