30話 瞳の中の暗殺者♯1 ページ30
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『…………っ/////』(カァァァ
その瞬間、キスされたと認識した。
顔が熱くなるのを感じた。
スバル「顔赤くなってるぞ?」(クックックッ
そのせいでちゃんと頂上から眺めた景色を見逃したことは言わないでおこう。
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工藤邸に戻り、自室へ入った。
夕食は帰る途中で寄ったレストランで済ました。
全部、昴の奢り。
申し訳ないと思ったが、奢らせろとか言われたのでお言葉に甘えた。
__…楽しかった。
いい思い出になった_…。
忘れてたまるか、こんないい思い出なんて……。
頭の中にキツく閉まっておこう。
誰にも覗かれない程度に…
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数ヶ月後___……
『……パーティーですか?…しかも、警察も参加するなんて……』
スバル「ええ、蘭さんたちも参加されるんですが…私達もどうかと……」
パーティー、かぁ……。
『でも、私達のような一般人も参加出来るんですか?』
パーティーの主催者に関わりは一切無いのに参加させてもらうのは何だか申し訳ない
『……でも、蘭ちゃん達も参加するなら少しだけなら良いかも……』
参加することにした。
参加すると蘭ちゃんに連絡して一緒に行こうと誘われたが、昴と一緒に行くから遠慮した。
・
『…こんな服なんて滅多に着れないのに……』
パーティーという事で相応しい衣装に見に纏ったが私にとっては着心地がそんなに良くなかった。
こんなひらひらとしたワンピースは久し振りでちょっと恥ずかしかった……。
昴もちゃんとした正装じゃないけどスーツを着ていた。
スバル「それじゃあ、行きましょうか」
✻
警察もいるって言うことでちょっと緊張した。
誰か狙われるのかな……。
そう、思いながら……。
パーティーを満喫した。
主催者の挨拶や豪華な食事。
とても、楽しかった。
参加していた皆さんも一般人関係なく優しく接してくれたので楽しく過ごせた。
『あの、お手洗い行ってきますね』
一緒に来た彼に一言告げトイレに向かう。
既にお手洗いに来ていた佐藤刑事がいたので、世間話とかで盛り上がった。
すると、停電した。
何かないかと、洗面台の下の戸棚に懐中電灯を見つけた。
『佐藤さん、此処に懐中電灯、が……………』
すると、女子トイレの出口前に誰かがいた。
その手にはサイレンサー付の銃を持っていた。
サトウ「Aちゃん危ない!!」
佐藤さんが撃たれた。
私を庇って…
『いやぁぁぁぁぁぁぁぁ!!』
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月詠アリス(プロフ) - 赤井さんはイギリスと日本のハーフですよ。 (2017年5月21日 20時) (レス) id: 53c8a6502e (このIDを非表示/違反報告)
Rye?Bourbon(プロフ) - りんさん» コメントありがとうございます。続きを楽しみに待ってる人がいる事は嬉しい限りです!そもそも、上手く出来るか不安でしたけど楽しみにしてる人がいて有り難いです。これからも完結に向けて頑張ります♪ (2017年5月16日 16時) (レス) id: ea9d5904da (このIDを非表示/違反報告)
りん - 続きが楽しみにしてます頑張ってください (2017年5月16日 15時) (レス) id: aa9084d7b6 (このIDを非表示/違反報告)
Rye?Bourbon(プロフ) - Rayさん» ご指摘ありがとうございます。私って恋愛物とかそういう表現がイマイチ苦手でキスとかどうとか何の意味も知らないで書き込んでるんで、指摘されると嬉しいです。またこれからも何かあったらコメントの程宜しくです! (2017年5月11日 22時) (レス) id: ea9d5904da (このIDを非表示/違反報告)
Ray(プロフ) - コメント失礼します。フレンチ・キスはディープキスのことを指すのでライトキスと表現を変えた方が良いかと思われます!偉そうにすみませんm(._.)m更新頑張って下さい。応援しています。 (2017年5月11日 21時) (レス) id: 06af8140b6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Rye?Bourbon | 作成日時:2017年4月9日 8時