27話 高所恐怖症 ページ27
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ｽﾊﾞﾙ「たまには、遊園地にでも遊びに行きますか？」
突然、昴さんが誘ってきた。
彼が行くような場所ではないようだけど……。
最近は辛い事があったら気分転換にでもと誘ってくれたらしい。
『…ありがとう、遊園地なんて中学生以来行ってないから』
次の土曜日に行く事を約束した。
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そして、土曜日。
昴さんとトルピカルランドに出掛けた。
土曜日もあってか家族連れや恋人が多かった。
ｽﾊﾞﾙ「……結構混んでますね…。」
『昴さん、人混みは苦手ですか……？』
ｽﾊﾞﾙ「まぁ、多少は慣れてますが……少しだけ苦手です」
『………じゃあ、やめといた方が良かったですか……？』
ｽﾊﾞﾙ「いえ、Aさんが楽しそうなら大丈夫ですよ。」
我慢してくれてるが、2人で楽しめたらいい思い出になる。
『昴さん！最初は何に乗りますか？』
ｽﾊﾞﾙ「最初は、ジェットコースターだと、蘭さんが言ってましたしジェットコースターに乗りますか。」
ジェットコースター……、高いの好きじゃないんだよね。
だけど…、昴さんは高い所平気なんだっけ……。
まぁ、昴さん及び赤井さんはFBI捜査官でスナイパーだし………。
結構の時間を並んでやっと順番が来た。
段々と頂上へと登っていく。
次の瞬間、体が浮いたようだった。
『……っ！』
昴さんの手を握った。
昴さんは此方を見ていたが目を瞑っていたので私は気づかなかった。
✻
結局、怖くて目を瞑っていたので楽しめたかは楽しめてなかった。
ｽﾊﾞﾙ「……もしかして、ジェットコースター苦手でした？」
『…アハハ、苦手、です……。高い所何度も行っても怖くて………、克服しようと頑張ってるんですけど……』
ｽﾊﾞﾙ「高所恐怖症ですか？……すみません、気づかなくて……」
『謝ることないですよ。怖くても昴さんがいてくれたから……』
ｽﾊﾞﾙ「………昴…。」
『え？』
ｽﾊﾞﾙ「昴、と呼び捨てで呼んでもらっても良いですか？」
恋人同士なのにさん付けは流石にやめて欲しいとのご要望が出た。
急に呼び捨てで呼ぶのも恥ずかしいけど、彼からの頼み事。
『…………ｽ､ｽﾊﾞﾙ……』
昴「小さいですよ。」
『ｰｰｰｰｰｯｯ!!す、昴！…………ｻﾝ…／／／』
ｽﾊﾞﾙ「良く出来ました」(ﾆｺ
笑顔で撫でてくれた。とても嬉しかった。
ジェットコースターを後にしてコーヒーカップへ向かった。
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月詠アリス(プロフ) - 赤井さんはイギリスと日本のハーフですよ。 (2017年5月21日 20時) (
レス) id: 53c8a6502e (このIDを非表示/違反報告)
Rye?Bourbon(プロフ) - りんさん» コメントありがとうございます。続きを楽しみに待ってる人がいる事は嬉しい限りです！そもそも、上手く出来るか不安でしたけど楽しみにしてる人がいて有り難いです。これからも完結に向けて頑張ります♪ (2017年5月16日 16時) (レス) id: ea9d5904da (このIDを非表示/違反報告)
りん - 続きが楽しみにしてます頑張ってください (2017年5月16日 15時) (レス) id: aa9084d7b6 (このIDを非表示/違反報告)
Rye?Bourbon(プロフ) - Rayさん» ご指摘ありがとうございます。私って恋愛物とかそういう表現がイマイチ苦手でキスとかどうとか何の意味も知らないで書き込んでるんで、指摘されると嬉しいです。またこれからも何かあったらコメントの程宜しくです！ (2017年5月11日 22時) (レス) id: ea9d5904da (このIDを非表示/違反報告)
Ray(プロフ) - コメント失礼します。フレンチ・キスはディープキスのことを指すのでライトキスと表現を変えた方が良いかと思われます！偉そうにすみませんm(._.)m更新頑張って下さい。応援しています。 (2017年5月11日 21時) (レス) id: 06af8140b6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Rye？Bourbon | 作成日時：2017年4月9日 8時
