21話 カレー。 ページ21
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秀一side
扉が開いた音がした。
同居している彼女だった。
『………あ、の……貴方は……昴さんじゃ、無いんですね……』
その反応を見れば俺が昴じゃないと認識しているのか…
シュウイチ「……ボウヤ、彼女には事情を話した方が良いだろうか……?」
コナン「………その方が良いと思うよ。一緒に住んでいて騙すのもあれだから…」
混乱している彼女に説明するため彼女をソファに座らせた。
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『……それじゃあ、昴さん=赤井さん……何ですね…』
シュウイチ「今まで、君を騙していたんだ。すまなかった。」
理解はしてもらえたが…何だか気持ちが晴れない顔だった。
『…だったら、ずっと赤井さんと暮らしてたんですか…』
俺は謝る事しか出来なかった。
『だけど、良かったです!本当の事正直に話してくれて……』
困った顔をしていたが晴れたような笑顔で許してくれた。
秀一side終わり
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昴さんが赤井さんだった。
とても驚いたが心のどこかで嬉しい私がいた。
何故、嬉しい……?
赤井さんを見ているとドキドキしてしまう……。
何故、ドキドキするの?
まだ、私にはその感情が分からなかった。
それじゃあ、あの時、手を繋いだのは昴さんであって赤井さんでもあるんだ。
彼には弱い自分を見せたくなかったのに……
完全に見せてしまった……。
✻
話によると組織に生きてる事がバレたらいけないので沖矢昴として生きているようだ。
私は重要なことを知ってしまった。
だから、他人には今後無言だ。
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『………その前に…お腹すきました……』
シュウイチ「…嗚呼、昨日のカレーなら残ってる。」
カレーは2日目が美味しい(元太くんによる)
ジョディ「………シュウって料理出来たっけ?」
シュウイチ「まぁ、多少は…。良い暇つぶしになる。」
『あ、ジョディさん達も少し食べますか?』
ジョディ「……じゃあ、少し……」
キャメル「お、俺も食べます」
『りょーかい♪』
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居間に行き2人分のカレーを出す。
2人は1口食べて…
ジョディ「……何これ、上手いじゃない。」
キャメル「ホントに赤井さんが作ったんですか?」
2人とも半信半疑だった。
シュウイチ「ホントだ。」
ジョディ「嘘じゃないわよね?」
まだ、半信半疑だった。
『ホントですよ!』
ジョディ「Aが言うなら本当の様ね」
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月詠アリス(プロフ) - 赤井さんはイギリスと日本のハーフですよ。 (2017年5月21日 20時) (レス) id: 53c8a6502e (このIDを非表示/違反報告)
Rye?Bourbon(プロフ) - りんさん» コメントありがとうございます。続きを楽しみに待ってる人がいる事は嬉しい限りです!そもそも、上手く出来るか不安でしたけど楽しみにしてる人がいて有り難いです。これからも完結に向けて頑張ります♪ (2017年5月16日 16時) (レス) id: ea9d5904da (このIDを非表示/違反報告)
りん - 続きが楽しみにしてます頑張ってください (2017年5月16日 15時) (レス) id: aa9084d7b6 (このIDを非表示/違反報告)
Rye?Bourbon(プロフ) - Rayさん» ご指摘ありがとうございます。私って恋愛物とかそういう表現がイマイチ苦手でキスとかどうとか何の意味も知らないで書き込んでるんで、指摘されると嬉しいです。またこれからも何かあったらコメントの程宜しくです! (2017年5月11日 22時) (レス) id: ea9d5904da (このIDを非表示/違反報告)
Ray(プロフ) - コメント失礼します。フレンチ・キスはディープキスのことを指すのでライトキスと表現を変えた方が良いかと思われます!偉そうにすみませんm(._.)m更新頑張って下さい。応援しています。 (2017年5月11日 21時) (レス) id: 06af8140b6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Rye?Bourbon | 作成日時:2017年4月9日 8時