検索窓
今日:6 hit、昨日:1 hit、合計:25,310 hit

にー ページ3

数日の間は家に篭った。
その間はスマホやら家電やらの留守電が多かった。
まぁ、出ない俺がいけないしね。

『まあ、篭ってるだけだと食料なくなるだけだしなぁ…』

少しは体を動かさないとな…。

そう思い外に出るが、何処に行こう。

薬を持って財布を持って携帯を持って準備完了。
ブラブラと街を彷徨い歩く。





『でっかい屋敷だなー。』

彷徨い歩いて行くと住宅街にたどり着いた。
そして目の前には【工藤】と言う表札のでっかい屋敷。

「お兄さん、この家に何か用なの?」

『んー?いや、彷徨い歩いてたら此処に辿り着いてさ…』
「…正直に言うとお兄さんは…」
『うん、迷った』

そう言うと眼鏡を掛けた男の子は苦笑した。
『君は、この家の持ち主かな?』

「んー、どっちかって言うと親戚の兄ちゃんのお家だよ。」

『へー、凄い親戚だね。こんな豪邸の持ち主と親戚だなんて…』

あ、そういやこの前ゼロが此処に訪ねたって言ってたな
赤井関係とか何とか。


すると、その豪邸の中から青年が出て来た。
「あ、昴さん。」

『どうも。何か家の前にたむろってすみません。』
「このお兄さん正直に言うと…」
『ええ。迷子です。すみませんね』



「良かったらお茶でもしませんか?」

「そうしようよ!」

『でもなぁ…』
「良いから良いから!!」

背中を押され豪邸の中へ入らされる。





「紅茶でよろしいですか?」

『………どうも。』

出された紅茶を一口飲む。

『………で、何で誘ったんですか?来て早々帰りたいんだが…』

「まあまあ、そう言わずに迷ってしまったのでしょう?」
『マップを見れば直ぐにでも帰れますから…』


「お兄さん、このお薬なにー?」
『あぁ、痛み止めだって言ってたな。まあ、そんな気にするような代物じゃないよ。』

「持病か何か持ってるんですか?」
『いえ、それほどのような物はない。』



少し彼らと話をして工藤邸を出た。
また来てくださいねと誘いが来たがもう来ないだろうな。

会うことはあるとしても、



『それじゃ、また何処かで…』

さん→←いち



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (63 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
120人がお気に入り
設定タグ:名探偵コナン , 男主
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:Rye?Bourbon x他1人 | 作成日時:2018年4月23日 7時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。