じゅーよん ページ15
降谷side
葬儀は知り合いだけで済ました。
両親も兄弟もいないので俺が代わりに務めた。
知り合いと言っても公安の仲間だけだが…
それに、蘭さん達を呼んでも構わなかったがまだ組織の事を解決してなかったせいか、俺の本名をバレるわけにはいかないのだ。
葬儀と告別式を順調に進み、遺品整理を風見に任せ組織の任務を熟していた。
・
そして、長い月日が経ち、念願だった組織壊滅の日が訪れた。
憎いFBIと協力して、
「…………お疲れ様です。もうこれで貴方の顔が拝見できない事が心から嬉しいですね」
赤井秀一に勿体無いくらいの嫌味を飛ばした。
「……」
終始、赤井は口を開けなかった。
何か言いたげだったようだが、俺は聞く耳も持たなかった。
・
そして、報告書を書いていたある日、風見が話し掛けてきた。
「あの、降谷さん。」
「なんだ?」
これ、と差し出されたのはある一通の手紙だった
“降谷へ”と書かれた文字はA独特の文字だった
「前の遺品整理の時に出て来ました。直ぐ渡しちゃうと降谷さん集中しなくなってしまうと思って。
あ、中は見てませんから!」
報告書を放ったらかしにして遺書を綺麗に破った。
文章を見て涙が出た。
それと、驚きの事も………。
❈短くてすみません。次の話(遺書の内容)が長くなると思って区切らせてもらいます!
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作者名:Rye?Bourbon x他1人 | 作成日時:2018年4月23日 7時