じゅーいち ページ12
世良さんは驚いた。
どうやら、当たってるらしい。
「秀兄を知ってるのか?!」
『嗚呼………前に合ったことがあってな』
世間的に死んでる事を思い出し以前会ったと誤魔化す。
「秀兄、どんな感じだった?元気だったか?」
『あ、嗚呼、元気そうだった、』
「…そっ、か。元気なら良かった」
『君は、兄さんが好きなんだな。羨ましいな、俺はひとりっ子だから、兄弟と言うものに憧れを抱いていたんだ』
なんだかんだで世良さんと打ち解けることが出来た。
純粋に家族愛があふれる妹を持ってるな、アイツは。
羨ましい←
「奏さん!サンドイッチどうですか??」
ずいっとサンドイッチを差し出す鈴木さん。
言葉に甘えて貰うことにした。
どうやら、降谷が作ったサンドイッチだからな。
降谷が料理するなんて想像…できるか。
ある意味しっかりしててゼロのあだ名の他に密かにお母さんとも呼ばれてたな、萩原とかに←←
『……ウメェ…』
何か、久しぶりにしっかりした食事をした気がする
『ケホッゲホッ……ゲッホゴホッ……ヴッ…』
突然、吐き気に襲われた。
何かが口の中から吐き出す。
それは、
サンドイッチだったものだった。
突然の事にその場にいた皆が驚く
俺はその場に蹲る、
『ハァッ………ハッ……ゥアッ……ケホッ』
息が、苦しいッ
「大丈夫か?!おい!!」
『ゲホッケホッ……ァ‥‥ハァッ…ケホッ』
口調が元に戻ってるぞ…降谷。
「おい!しっかりしろ!!直ぐに病院に‥‥…!!」
ごめん……降谷、もう意識が、………
そこで俺は意識を失った。
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作者名:Rye?Bourbon x他1人 | 作成日時:2018年4月23日 7時