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「…ところで、茨城の図書館界と言えば数年前から指揮系統が乱れておかしな事になってるみたいよ、
気を付けて。」
「おかしな事って?」
「んー…ぶっちゃけて言うと防衛員の立場がえらく低くなってるみたい__」
『じゃあ、私達が行ったら上から目線されちゃうのか。』
流石麻子ちゃん。
情報が早いことで…。
『覚悟、しておかないと大変な目に遭いそう。』
「えー、、そんな事しなくても何とかなるってば」
「そう言ってるのも今の内ね。」
どうせ、郁ちゃんそんな事されたら傷ついて終わりでしょ。
なんて事本人の前では言えないから心の中に仕舞っておくけど…。
「喉乾いたから飲み物買ってくる!」
「あたし達の分もよろしくねー。」
「え、何あたし、もしかしてパシられてる!?」
『分かってなかったの?;;』
スポーツドリンクでも良いなら買ってくるよと言ってきたので仕方なくスポーツドリンクで良いと了承した(麻子ちゃんが)
そして、翌日後悔することになる。
【郁ちゃんに行かせてはいけなかった】事を__。
▽
翌日、私達が出勤するといつも私達より早く来ている手塚がいなかった。
どうやら、二日酔いで寝込んでいるらしい。
「二日酔いで休むなんて、手塚情けなーい!」((ゴッ
そう言った郁ちゃんに拳が降ってくる。
そこには鬼の形相をした堂上教官がいた。
「…何故、あたしは朝からいきなりゲンコツ喰らったのでしょう…」
「たった今、お前が吐いた台詞に対するツッコミだ
どあほう…
【二日酔いで休むなんて、手塚情けなーい!】
…じゃなーい!!トドメを刺した張本人が!!」
「え。」
「スポーツドリンクはね、吸収早いから酒も一緒に吸収して一気に泥酔しちゃうんだ。逆効果だよ。」
「えぇぇえ!!?ご、ご、ごめん手塚ぁぁぁあ」
『はぁ、馬鹿な郁ちゃんを行かせた私が悪いです
ごめんなさい。今度から私が付き添います』
「って、Aはあたしの保護者か!!!」
「ぶっwww高宮さんが笠原さんの保護者www」
「こ、小牧教官は笑いすぎですっ!!///」
明日から茨城だけど、大丈夫かな。
まぁ、手塚がこんな大きな任務を休む訳ないもん。
大きな戦力失いたくないし。
(郁ちゃんのやらかしでも)
「明日からだけど、準備は大丈夫?」
『なんとか!麻子ちゃんからあっちの図書館界について聞きましたけど
覚悟はしているつもりですから(๑•̀ㅁ•́๑)✧』
「頼もしい事」(ナデナデ
『…////』
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ルート - 一気に読みました!主人公と小牧教官、これからどうなるのか楽しみです!更新大変だと思いますががんばってください!! (2018年3月28日 12時) (レス) id: e7cea7fca8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:りな(元Rye?Bourbon) x他1人 | 作成日時:2018年2月26日 23時