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※良化委員会の階級が分からないので適当に決めます。
すみませんm(_ _)m






私は今図書館基地から離れたある場所…
良化委員会が活動する本部に来ていた。

「貴様、何者だ?」


『高宮……と言えば分かるかしら?』

「高宮…と言えば高宮良化曹、だよな?」

『ええ、ちょっとその人に用があるの。通してくれない?』

軽く睨めば良いだろうと通してくれた。



…………あの人、もうそんな階級にまで上がってるなんて…

私は本部へと足を進めた。








トントン


「開いている」


『………失礼…します。』

「ホゥ…Aか…。見ないうちに大きくなったじゃないか…。」


『そんな事はどうでもいいです。
本題に入りましょう。私は貴方なんかと話す為にこっちに来た訳じゃありません。』

「フッそうだったな。では、君の階級を言い渡そう。
二等良化正、それ位が丁度いいだろう。」

 

『了解……。』


 

部屋を出て用意された部屋に向かった。

ガチャ…


 

『ハァ………父の顔なんて、もう二度と見ないと決めてたのに………。』

用意されている制服を身に纏い帽子を深く被った。


この制服を着たからには…もう簡単にアッチには戻れない。







『此処、か……』

此処に…小牧教官がいる。
気持ちを整理してドアノブを捻って中へ入った


私が入った事に良化隊員達は振り返った。

「なっなんだっ貴様っ…!」

「お、おいっ階級を見ろ!俺達より上だ…!
あ、あの。何しに…?」

 

私はひと呼吸して顔を上げた。
小牧教官は私の顔を見て目を見開いていた。


『査問を…私と代わってくれないかしら』

「で、ですが…」

『駄目、かしら?』

「い、いえっ特に…駄目とでは……」

『じゃあ、代わってくれる?』

「は、はいっ」


そう言って私と小牧教官を残して出ていった。


 


「……………」


『……………』



長い静寂を破ったのは小牧教官だった。

「高、宮……さん、、、いった、いど…して、此処に…。
それに、その制服………良化委員会……の、だよね…?」



 


『………………………………』


「良化、隊になった、の……?」


『………………………………』


「図書、隊を……裏切っ…」
『それは……違い、ます。』

「じゃあ、何故、」


『………………査問を、始めます……』


私は逃げる様に査問を再開させた。



ごめんなさい、小牧教官。


助けが来るまで我慢してくてください……。

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設定タグ:図書館戦争 , 小牧幹久
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ルート - 一気に読みました!主人公と小牧教官、これからどうなるのか楽しみです!更新大変だと思いますががんばってください!! (2018年3月28日 12時) (レス) id: e7cea7fca8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:りな(元Rye?Bourbon) x他1人 | 作成日時:2018年2月26日 23時

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