検索窓
今日:8 hit、昨日:1 hit、合計:76,525 hit

ページ2

とりあえず解散の形になって、私は自分の車に乗り込んだ。


スマホを改めて見返す。田中さんの「さっきはごめんね」のLINE。


あ「今返すか…」


正直なんて返せばいいか分からないけど、とりあえず謝っとこ。


あ「さっきは私もごめんなさい。お仕事でご一緒した時はよろしくお願いします…と」


これでいでしょう。しばらく仕事一緒になることも無いでしょう…多分。


あとは私を追加してくれてた京本さんと、ジェシーくんを追加し、軽く挨拶を入れて画面を閉じた。


向こうだって忙しいだろうし、頻繁にやり取りはしないだろう。きっと。








帰宅して精神的にだいぶ疲れて何もする気が起きない体に鞭を打ち、お風呂に無理やり入る。


湯船に浸かりながらスマホをいじっていた。すると電話が1本かかってきた。


最近電話多いなぁ。


あ「はい。如月です」


岩『もしもし?岩本です。今もしかして…風呂?』


お風呂場で応答した声が反響していて、電話口でもそう聴こえるのかな。


あ「はい…」


岩『えっとー…時間空けてかけ直すね?』


お風呂場の声って聞きとりずらかったのかな


あ「あ、ごめんなさい。私が上がってかけ直します!」


湯船に浸かってるから、少し話すだけでも体の揺れでパチャパチャと水の音がこだまする。


岩『ん、了解。じゃ切るね?』


あ「すいませんすぐ上がるんで。はい。それでは失礼します」


急がなくていいからと笑って遠慮気味にプツッと切れた電話。その気遣いがまた素敵。


照さんは本当に最初から優しく接してくれるから、あんまり迷惑かけたくなかったんだけど。


あ「上がろ」


髪の毛はすぐ乾かした方が痛まないのはわかってるけど、乾かしてる場合じゃないから化粧水と乳液を顔と体に塗って、モコモコパジャマを着る。


肩にはバスタオルをかけて、ソファに座ってかけ直す。


照さんはワンコール目で出てくれた。


あ「もしもし如月です」


岩『岩本です。お風呂中にごめんね。ちゃんと疲れとれた?』


あ「とれましたよ。こちらこそごめんなさい、お風呂場だと声聞き取りずらかったですね」


岩『あっ、う…うん?…気にしないで』


曖昧な返事にこちらも戸惑う。


え、え?これが理由じゃないの…?


岩『あのね、明日の仕事のことなんだけど』


あ「はい」


ま、いいか


岩『今日踊ってた、KISSIN' MY LIPSのダンス。明日踊れる?』


あ「え?」


明日はレコーディングをすると聞いていたのに、何で?

。→←期待しないように。


  • 金 運: ★☆☆☆☆
  • 恋愛運: ★★★☆☆
  • 健康運: ★★★★★
  • 全体運: ★★★☆☆

ラッキーアイテム

革ベルト

ラッキーカラー

あずきいろ

ラッキーナンバー

8

ラッキーアルファベット

X

ラッキー方角

西 - この方角に福があるはずです

おみくじ

おみくじ結果は「末凶」でした!


目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (153 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
862人がお気に入り
設定タグ:深澤辰哉 , SnowMan , SixTONES   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:鈴木祐斗 | 作成日時:2020年11月13日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。