ビターチョコデコレーション。 (ページ10)

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side 深澤

佐「何食べる～？肉？」

目「肉一択っすね」

今日の夜は久々にSnow Manで夜ご飯を食べに行くことになった。

話の流れ的にいつもの焼肉になりそう。

向「せっかくやし、親睦会的な感じで杉ちゃんとAちゃんも行かん？」

え、俺？と杉ちゃんこと、杉谷さんが振り向く。

杉「俺は奥さんと夜食べる予定だから」

遠慮しとくわと一言。

杉「ちなみに滝沢社長も如月ちゃんも、もう出てったよ？」

S「「「えっ！」」」

…早くない？てか気配の消し方ヤバくない？

Aちゃんの距離感に驚くメンバー。特に佐久間と翔太のポカン顔には笑ってしまう。

岩「盛り上がってたから気使ったのかもな」

S「「「あぁ～」」」

照の一言でみんなが納得した。うちのメンバーはピュアでかあいいなぁ…

一緒に行きたかったとか。もっとお話したかったとか。

息子達(メンバー)が口々にそう言うから

…まだ近くにいたりするかな？Aちゃん。

深「俺近くにAちゃんいないか見てくるわ」

佐「バケモノ頼んだ～！！」

深「バケモノは余計だよ！」

みんなの笑い声を背に軽く走ってエレベーターの方へ向かった。

エレベーターに近づいてきたら、ミルクティーベージュの髪が見えた。Aちゃんだ。

ハイウエストのスキニーを履いているAちゃんは、立ち姿を改めて見るとスタイルがいい。

…俺、変態じゃないよ？

結構身長高め。しかも髪に隠れてたけど、2連のピアスしてない？俺とオソロじゃん

綺麗な細長い指がエレベーターのボタンを押す。

あっやばい、行っちゃう

深「あ、いた！！Aちゃん待って！！」

白々しく、今見つけたかのように声をかけた。