2 出会いとバレ ページ2
私のお母さんは有名女優だ。
そんなこと、学校の誰かにバレたらまた面倒なことになる。
そんなある日、お母さんとデパートへ行った帰りの時。
おしゃべりをしながら、角を曲がった。その時、
たまたま、同じ学年でバレー部の角名倫太郎にお母さんと一緒にいるところを見られてしまった。
お互い、あまり話したことはないけど、同じバレー部だからか、顔も名前も一致していた。
角名くんは少し驚いたような顔をしていた。
《まずい。バレた。広められる____》
その後もお母さんとおしゃべりをしながら帰っていたが、
何を話したのか、見られたことで、頭がいっぱいだった。
後日、角名を呼び出した世南は、
世南「お願い、この事言わないで」
と、お願いしたら、
角名「やっぱあの人、お母さんだったんだ、いいけど、ひとつだけ条件」
と、何やら提案をしてきた。ゴクリと唾を飲む。
角名「言わない代わりに、俺と付き合って」
世南「!?」
突然何を言われたのか、よくわからなかった。
世南「な、んで?!」
角名「楽しそうだし」
世南「は!?それだけ!?」
角名「それだけ」
と、角名は意地悪く笑った。
その後、きめたことが、
・嘘で付き合っていることは誰にも言わないこと
がとりあえずで、そこから少しずつ思いついたことを付け足すことになった。
これからどんなことが起こるのか、嫌な予感と風が吹いていた。
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作者名:k o k o | 作成日時:2020年9月27日 12時