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世南が選抜チームやない!? ページ1

続編作りました!!





🦊🦊🦊🦊🦊🦊🦊🦊🦊🦊🦊🦊🦊🦊🦊🦊









『それに、今選抜チーム入ってあの人とまた一緒になったら何言われるか。


また何か言われて凹むよりはやらない方がいいかなって』



と、少し悲しそうに世南が言う。



夢子「そんなことあったの?!舞香知ってた!?」



舞香「し、知らんよ」


『言ってないもん』



ノノ「え?それだけで??」



『うん、それだけ』



夢子「勝てなくてもいいの?」



『負けても私戦ってないから関係ない』



舞香「おおー、すごい度胸」



ノノ「男子達も世南は絶対やると思って倒したるつってたもん」



『気の毒だね』


夢子「フォローとかもしないの?」



『しないよ、教えるほど優しくないし、春高予選近いし』



と、急に真面目な顔になった。

そう、あとほんとに少しで春高予選なのだ。


舞香「じゃー!バレーボールは4組に勝てそうだね!世南いるから無理かと思ったけど!!!」



夢子「せやな!優勝はうちらがもらう!」



ノノ「ボールを落としたほうが負け!リベロのわたしには有利!!」


侑「気合、入っとんな」



と、突然声がした。


そこには侑、治、角名がいた。


夢子「もちろんね、!優勝はわたしらのもんだから!」


侑「俺も世南ちゃん倒すように頑張るから、手抜かないでな」


と、侑が案の定世南に意思を燃やし始め、話を振った。


『大丈夫。わたしのクラスには勝てると思うよ』



治「自慢?わたしが強いですって?」



『違うよ』


侑「ほんま倒すから覚悟しときや」


『無理だよ、わたしとは戦えないよ』


角名「なんで?」


『いやだって、さっきも言ったじゃん。私、選抜チームじゃ

ないんだって』



と、また平然とした顔でそう伝える。



侑「はぁ!?」


治「実力じゃあ、世南1番やろ!?」


と、質問ぜめする2人に世南は引く。



舞香「世南はわざと選抜チームじゃなくなったんだよ」


と、舞香が助け舟をした。


侑「なんでや?」


『事情があってね。まあ、昔のことだし、気にしなくていいよ、ま、控えの子すら私のクラスいない

から。勝てると思うよ、頑張って』



と、言うと世南は早歩きでその場を去っていった。


その顔は辛そうで悲しそうだった。

体育祭結果と春高予選→



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作者名:k o k o | 作成日時:2020年9月26日 14時

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