世南が選抜チームやない!? ページ1
続編作りました!!
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『それに、今選抜チーム入ってあの人とまた一緒になったら何言われるか。
また何か言われて凹むよりはやらない方がいいかなって』
と、少し悲しそうに世南が言う。
夢子「そんなことあったの?!舞香知ってた!?」
舞香「し、知らんよ」
『言ってないもん』
ノノ「え?それだけで??」
『うん、それだけ』
夢子「勝てなくてもいいの?」
『負けても私戦ってないから関係ない』
舞香「おおー、すごい度胸」
ノノ「男子達も世南は絶対やると思って倒したるつってたもん」
『気の毒だね』
夢子「フォローとかもしないの?」
『しないよ、教えるほど優しくないし、春高予選近いし』
と、急に真面目な顔になった。
そう、あとほんとに少しで春高予選なのだ。
舞香「じゃー!バレーボールは4組に勝てそうだね!世南いるから無理かと思ったけど!!!」
夢子「せやな!優勝はうちらがもらう!」
ノノ「ボールを落としたほうが負け!リベロのわたしには有利!!」
侑「気合、入っとんな」
と、突然声がした。
そこには侑、治、角名がいた。
夢子「もちろんね、!優勝はわたしらのもんだから!」
侑「俺も世南ちゃん倒すように頑張るから、手抜かないでな」
と、侑が案の定世南に意思を燃やし始め、話を振った。
『大丈夫。わたしのクラスには勝てると思うよ』
治「自慢?わたしが強いですって?」
『違うよ』
侑「ほんま倒すから覚悟しときや」
『無理だよ、わたしとは戦えないよ』
角名「なんで?」
『いやだって、さっきも言ったじゃん。私、選抜チームじゃ
ないんだって』
と、また平然とした顔でそう伝える。
侑「はぁ!?」
治「実力じゃあ、世南1番やろ!?」
と、質問ぜめする2人に世南は引く。
舞香「世南はわざと選抜チームじゃなくなったんだよ」
と、舞香が助け舟をした。
侑「なんでや?」
『事情があってね。まあ、昔のことだし、気にしなくていいよ、ま、控えの子すら私のクラスいない
から。勝てると思うよ、頑張って』
と、言うと世南は早歩きでその場を去っていった。
その顔は辛そうで悲しそうだった。
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作者名:k o k o | 作成日時:2020年9月26日 14時