１話 ページ2
まどか『お姉ちゃん？』
部屋に入ると机と向き合い真剣に手紙を書いている姉の姿が視界にはいった。
私に気付いてないようなので、そーっと近付き小さく耳元で囁いてみる。
まどか『お姉ちゃんっ』
『ひぃ！！』
姉のとても可愛い反応に満足するとすっと遠退きベッドに腰かけた。
『いつの間に！』
まどか『ちゃんとノックしたのにお姉ちゃんったら全然気付いてないんだもん。何してたの？』
『え、えっと…………瀬名さんから手紙が来たから返事を書こうかと……思って』
そこまで言うとお姉ちゃんは目線を下にはずし顔を赤らめていく。
なんて可愛い姉なんだろう。
乙女先輩風に言うならラブユーなのです！
まどか『え、瀬名さん！？』
『う、うん』
まどか『凄い久し振りだね！何年ぶりだろ？3年かなぁ４年かなぁ？』
『１年だよ』
まどか『あれ？そうだったっけ？えへへ』
瀬名さんからの手紙は独立してドリーミークラウンというブランドを立ち上げたから、私に一度見に来てほしいという手紙だった。
まどか『良かったね、お姉ちゃん！この際、好きだって言っちゃえばいいのに』
『あのねぇそんなストレートに言えたら6年間も片想いなんてもんしてないのよ』
まどか『全くお姉ちゃんったら』
小さい頃から瀬名さんはお祖母ちゃんの弟子としてデザインの勉強をしていた。
いつも一生懸命で負けず嫌いで常に上を目指し現状に満足なんて一切しない。
そんな姿を見ていたからかないつの間にか好きになってた。
『瀬名さんに会えるんだ…………』
まどか『うふふ、お姉ちゃん可愛い』
『う、うるさい！』
まどか『ごめんなさーいっ。あ、まどかこれからお仕事入ってるんだった！じゃぁね』
まどかは逃げるように笑顔で出ていく。
本当にまどかはどこか黒いというかなんというか…………。
『うーん、それにしてもなんて書こう』
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天の冠(プロフ) - ドラえ●ん(仮)さん» 有難うございます。なおしました (2015年6月30日 22時) (
レス) id: 021b510eb6 (このIDを非表示/違反報告)
ドラえ●ん(仮) - 続けてコメントしてすいません。鈴川さんって『鈴』ではなく、涼しいの『涼』だと思います！更新、楽しみにしてます♪頑張ってください！ (2015年6月29日 21時) (レス) id: cdc82cd8cd (このIDを非表示/違反報告)
ドラえ●ん(仮) - 凄く面白いです！瀬名さん格好いいです！続き楽しみにしてます♪更新、頑張って下さい！！ (`・∀・)b (2015年6月26日 13時) (レス) id: cdc82cd8cd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鳥熊 | 作成日時：2015年6月25日 22時
