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あれから３時間。
飯飯と連呼するソンジェさんを無視し続け、いい加減にしろ！！と怒鳴られて一旦ご飯になった。
いつの間にかなくなっていたスポーツドリンクを買いに自販機の前にきて、その隣のベンチに腰掛けて数分。
落ち込んでます。
「くっそぉ…これは日本の先生よりも曲者だ」
あの先生ともそりゃよく揉めたけど。
ここまでじゃなかったはず。
「僕の踊りが好きとか言ってた昨日のあれはなんだったんだ…」
幻覚か？ 幻覚なのか？
「第一EXOの曲って難しいの多いんだよ。
やたら繊細だし細いし。」
憧れてたけどいざやると結構しんどい。
はぁ…と溜め息をつく。
CY「あれ…」
のと同時くらいに聞こえた声。
顔を上げると、長身のイケメンの顔。
「チャニョルさん…」
CY「大丈夫？ 体調悪いの？」
ドキッとした僕に比例して心配そうに顔を覗き込んでくるチャニョルさんに目を見開いた。
まさか心配されるとは思ってなくて固まってしまう。
CY「ソンジェヒョン呼んでこようか？」
「あ、いえ！ 体調悪くないので大丈夫です！」
慌ててそう答えると、チャニョルさんはそうなの？とまた顔を覗き込んでくる。
ぎゃーっ！ ちかい！
CY「なんだ。じゃあ休憩してただけ？」
「はい！」
あれから数分。
説明してようやくわかってもらい、なぜか今一緒にベンチに座っている。
CY「ウジンヒョンは容赦ないからなー。
俺も昔すっげぇしごかれた」
「そうなんですか？」
CY「カイともすごいぶつかってたよ。
でもカイはあんまり反論とかしないから悔しそうに何回も踊ってたなー」
「へぇ…なんか、意外です」
僕みたいに騒ぎそうなのに。
CY「だってウジンヒョンってすごいじゃん？」
誰から見ても。と言うチャニョルさんに驚いて隣を見る。
CY「ウジンヒョンは踊り上手だし教え方も性格に似合わず丁寧で、相手ができることとできないことをちゃんと理解してるし、それで向き合いながら一歩ずつ成長できるようにしてってくれる」
「……そう、ですね」
CY「だからカイも反論できないんだよ。
EXOのメンバーはみんなそう。怖がりながらもあの人には頭が上がらない」
なんか、意外かも。
チャニョルさんってちゃんと考えてるんだ…
CY「だから難しいことかもしれないけど、ウジンヒョンがあーだこーだ言うのはルイくんがちゃんとできるってわかってるからだからさ。」
にこっと笑われてそれに頷く。
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yuki(プロフ) - 始めまして。EXOなっちゃいました1はないんですか？ (2017年11月5日 11時) (
レス) id: 62e8510740 (このIDを非表示/違反報告)
pinkpanda(プロフ) - 読みながら感情移入してしまって泣いてしまいました。続き楽しみです！頑張ってください！ (2017年1月1日 13時) (レス) id: 5e202ad6fe (このIDを非表示/違反報告)
もこらいおん(プロフ) - こんばんは。この話とっても見入ってしまい、主人公の気持ちになり思わず泣いてしまいました。とってもいい話です！！ほんとに応援してます。頑張ってください！！！ (2016年12月17日 1時) (レス) id: e5e915468d (このIDを非表示/違反報告)
ミキ(プロフ) - はじめまして。コメント失礼します。読みながら泣いてしまいました。先の展開が凄く気になります。更新頑張ってください。楽しみに待ってます！ (2016年12月17日 0時) (レス) id: bbbf60b42a (このIDを非表示/違反報告)
彩香(プロフ) - 初めまして！この話を読んですぐお話の中に引き込まれました！続き待ってます！更新、頑張って下さい！！ (2016年12月14日 21時) (レス) id: b69e4f71c2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あお | 作成日時：2015年5月28日 0時
